習作⑤

使用ツール:SAI Ver. 2,『五等分の花嫁(©春場ねぎ)』

 『五等分の花嫁』ファンアート、中野家の末っ子、五月を描きました。作品を読了してから、急遽、1ヶ月ほど前から始まった『五等分の花嫁』のファンアートですが、ついに最後の姉妹です。五つ子ちゃんロスで心にぽっかりと穴が空いていたのですが、姉妹全員を描いたことによって少し落ち着いてきました。

コンセプト

五月は、姉妹全員の中でも視力が悪い方であるという設定から、最初からメガネをかけさせるつもりでいました。作中でも眼鏡をかけるシーンは散見されていましたし、5人目ということで描くキャラクターに変化を加えたかったということが大きな理由です(私の趣味嗜好も少なからずあります)

 ただ、表情や構図についてはかなり悩まされました。五月は「食いしん坊」で「頑固」で「不器用」で「真面目」で「負けず嫌い」という、色とりどりの性格を持っているので、浮かんでくる表情も多彩でした。どれをピックアップして一枚に収めるのかに迷い、3パターンほどイメージを描き殴ることになってしまったほどです。肉まんを食べている様子、MAY(食のレビュアーとしてのハンドルネーム)に扮してラーメンを食べている様子、そして、大学合格発表のシーンを切り取った一枚など、水面下では迷走していました。素人の癖にこういうことを言うのは憚られますが「キャラが動く」というのはこういうことなのかもしれません(イメージは公開できるほどのものではないので文字でご勘弁ください)

 最終的に「メガネ」と、五月の「真面目」や「不器用」のような性格をよく表した表情である「ぷく顔」が手元のメモに残ったので、完成図のような構図と表情に落ち着きました。五つ子ちゃん全員に共通している「ぷく顔」ですが、アニメ版でも原作でも、特に、五月はこの表情の印象が強いように記憶しています。かわいい。つんつんしたい。

フィードバック

『五等分の花嫁』のファンアートでしたので、作品に対する感謝と楽しむことを優先して描くことを心がけていました。そうしていた中でも「キャラ顔」は課題にしていたので「毛束」と「瞳の着彩」は意識して描き込んでみました。

 瞳の塗りに関しては上出来だと考えています。細かい色や形の調整などはこれから描きながらやっていけばいいのではないかな…と、手ごたえを感じています。キャンパスから遠ざけても瞳孔がハッキリ分かるようになったので、きちんと瞳に視線を誘導できているように思います。

 一方で、髪の「毛束」ですが、横部分の髪で小顔効果を狙いつつ、全体的に毛先を少し細かく描き込んでみました。結果、以前の四葉(習作④)よりも毛量が大きくなり、全体的にボリュームのある顔になっているのではないかなと思います。しかし、線画と着彩に多く課題が残っています。どこかゴワゴワした感じとアンバランスな見た目になっているような気がするので、生え際を意識した線画と透明感のある塗りが今後も課題となりそうです。これは、適宜、観察を取り入れながら試行回数を重ねるしかなさそうです。

 また、現在は大きな課題としているわけではないのですが、大きく肩が張ってしまったことも反省すべき点だと考えています。前回の習作④でも「女性らしさ」を表現できなかったので、今回は、あえて胸を線画で強調しませんでした。ブレザージャケットのような硬い質感の服を着せるので、着痩せさせる作戦です。しかし、今回も上手く表現できなかったように思っています。

 四葉との共通点を必死で考えていたのですが、恐らく、資料を見るタイミングに問題があるのではないかな…と、帰結しています。ここ最近は「イラスト」ではなく「写真」を参考に絵を描いているのですが、新規キャンバスを起動した直後から眺めているため、肩幅の広いイラストになっているのではないかなと分析しています。7等身くらいの写真を参考にすれば、絵に落とし込んだ時もそれなりの等身になってしまうのは当然です。10代の女の子を描くには適さない等身だと思うので、これは修正していかなければならないポイントです(一方で『がんばれ同期ちゃん』などのファンアートには適しているかもしれません)

少し話が変わるのですが、実は、これら一連のファンアートを描くよりも前は、他人のイラスト(主に 矢吹健太朗 先生の絵)を参考にしていました。ただ、丁度この時期、トレパク問題でツイッターが炎上していたので、他人のイラスト(特に構図)を参考にしつつ絵を描きにくくなってしまっていました。もちろん、オンライン上にアップロードすることが前提となっているのでトレスはしていませんし、大変な数のRTを受けることもないので、過度に心配することはないのですが、言いがかりをつけられることが少々不安でした(無視すればいいのですが)。そういった経緯で、最近、構図に関しては写真集(それも商用利用可のもの)を参考にしています。

 話を元に戻しますが、ここ最近、以前と比べて瞳が小さく描かれているのもそれが原因になっていそうです。元々、矢吹健太朗先生以外にも、いとうのいぢ先生や樋上いたる先生のイラストを見て育っており、顔に対しての目の比率が大きかったので、写真をベースにして絵を描くことは、別の絵柄を取り込むチャンスと見ています。ただ、今後は資料の見方を「確認」という位置付けにしたり、他人のイラストを参考にする上でも「複数参照」することを心がけた方が良さそうです。そうすることで、もっと気楽に絵を描けるようになるのではないかなと考えています。

今後の展望

ひとまず『五等分の花嫁』のファンアートは終了です。この後で集合絵を描くかどうかは悩んでいるのですが、当初の気持ちがスッキリしているので、1回オリジナルを挟むのではないかな…と思います。ありがとう五等分の花嫁、ありがとう春場ねぎ先生(漫画模写させてもらうかもしれません)。その先については未定ですが、課題に沿って女の子の絵を描くことをしばらく続ける予定です。というこで、今後ともよろしくお願いいたします。

参考文献

  1. 五等分の花嫁 TVアニメ第1期 公式設定資料集
  2. 五等分の花嫁 キャラクターブック(五月)
  3. イラストレーターが考えた女子高生ポーズ集

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