旅
道行く景色の一つひとつに目を奪われる。雪国の人にとっては理解できないかもしれないが、雪があまり降らない地域に住んでいる身にとっては非日常的な情景。
今年の初乗りはFZRで美山まで。道路状況(凍結)次第では引き返すくらいの気持ちで、これと言って遠出する気もなく、単にエンジンを回すだけの目的で流すだけのつもりで。
開放感に溢れていた。仕事は(できたらやりたくないにせよ)嫌いではないのだが、職場のことを考えると体調が崩れてしまう身体になっているのは紛れもない事実。前日の忘年会を丁重に欠席し、休むことに集中しようと早めに帰省することにした。
ゴチャっとした中にある色んな情報が温泉街特有の「らしさ」を語っているように思う。閑散とした場所があり、誰も歩かないような裏路地があり、人の集まる場所には店が立ち並び、そこには「これ温泉と関連ないでしょ」っていうものが売られている。お店の人…
11日ある長い1週間を終え、ようやくの休日。この日は家でゆっくり過ごす予定であったが、宇治市植物公園で有志の学生らがボランティア活動に励んでいるとのことで、また、引率担当の教員から招待券まで頂戴したので、少しだけ顔を出すことにした。何の気なし…
出勤前にラーツーセットを携えて、仕事が終わった後、仕事着のまま美山まで行ってきた…というお話である。
目が暗闇に慣れ、空を見上げたその時であった。今まで生きた四半世紀の中で最も美しい星空がそこにあった。誇張ではない、見た人にしか分からない星空であった。北斗七星(おおぐま座)の並びをここまでハッキリと見たのは初めてのような気がする。東の空に…
ここ1ヶ月、週末を狙うかのようにして雨天・台風の日々が続いた。地球の嫌がらせとしか考えられないくらいだった。10月第1週目の三連休も、当初の予報は雨。虚無が訪れていた。ところが、状況が変わって日曜日以降の天気予報に晴れのマークが付いた。コロン…
以前乗っていたFZ400。ノブ撮りで綺麗に仕上げていただいた。現在のセローに乗り換える直前の思い出作りである。
主要な観光場所であれば地図がなくても行けるようになった。道にも慣れたので、そろそろ泊りがけで県外に出てみたり山に入ったり野宿したりしたい。一生遊んで暮らしたい。
妹ちゃんも母上殿も元気そうで何よりであった。写真の金魚は会場の金魚すくいで獲ったものである。全力で楽しむだけ楽しませてもらい、これと合わせてもらった金魚も含めて子どもたちに分け与える仕事をした。子どもは純粋で可愛い。
昨日0時前に就寝したつもりがほとんど一睡もできなかった。そして4時を過ぎたところで寝ることを諦めて「もう思い切って外に出てしまおう」と考えついたのが今回のツーリングのはじまりである。行先は日吉ダムとした。
学部時代の友人のひとりが、この度、結婚式を挙げることになった。めでたい。心から幸せだと思う。しかし、その式に出席することができそうにない。式場まで距離があるということではなく、仕事が入っているからである。入社して半年は年休をもらえないとい…
400円を払うことによって赤れんが博物館と、ここ舞鶴引揚記念館の入場券も購入することができる。今回に関してはゆっくり時間をかけてというわけにはいかないが、せっかくなので足を運んでおくことに。写真は、少し離れた場所にある敷地内の休憩所のものであ…
たかだか四連休程度で「ゴールデン・ウィーク」などと名前をつけないでもらいたいところだが、せっかくの連休であることに間違いはない。家で大人しく仕事していようと思ったが、なんのために生きているのか分からなくなってしまってアホくさくなり、結局、…
久しぶりの連休。前回の琵琶湖ツーリングで達成できなかった「比叡山から琵琶湖を眺める」を達成するため、今回は比叡山を最終目的地に設定して所々を観光しようと考えた。とはいえ、単純に出町柳から比叡山を目指すと30分とかからないため面白みに欠ける(M…
目覚まし時計が鳴るよりも先にスッと目が覚めてしまい、身体もものすごく軽かったので花見を兼ねて琵琶湖を一周してきた。1周が約200kmというのであれば早朝であれば日没までに終わるだろう…と軽く考えていたものの、迷い道や回り道ばかりで日が落ちた頃に自…
オフロードバイクで高速道路を走ることに関して否定的な意見が目立つ。しかし、経験してしまうと大したことがなかったように思える。長時間座りっぱなしだと疲れるのは間違いないのだが、80kmから90kmの間の速度で走行して、マメに休憩を入れていれば全くも…
上陸した途端に辺り一面がウサギで溢れていた。どこから湧いているんだという気持ちになったくらいだ。後で知ったことだが、どうやら宮島の鹿よりは確実に数が住んでいるということだ。歩いた先々で出会う様々なウサギたちにエサをやりながら歩いたので4, 5…
現在地、早瀬大橋から黄色い線に沿って音戸大橋を渡り、音戸の瀬戸公園を目指す。音戸の瀬戸公園は、かの平清盛公に縁のある場所である。今年で生誕900年記念ということをどこかで聞いていたこともあり、音戸大橋を渡り切ったところで「行ってみよう」と思い…
終結したと思っていたこのコーナーがまさか再び復活するとは…という気持ちである。今日は過去ログで紹介しただけに留まっていたツーリングスポットを中心に、また、前回までに全く自分の目で確認していなかったポイントのいくつかを回収するために、呉・江田…
連休最終日…本日は、昨日の旅の疲れを癒やすために使うつもりだったのだが、状況が変わって、呉に行くことにした。前回、時間切れで拝観できなかった入船山記念館見学のリターン・マッチである。今日は少し奮発して往路も復路も有料道路を利用して疲れを軽減…
akasakaki.com akasakaki.com akasakaki.com 連休初日を利用して江田島&呉ツーリングした話なのだが、記事をまとめているうちに何か物足りない気持ちになってしまった。 まだ行っていないところがある、ガイドさんの話を聞き逃したことがある、もっと資料を…
目的地にしていた第一術科学校で運良く内覧することができた。番外編として、その様子をしおいちゃんと一緒に紹介したい。物語の都合上、登場人物のセリフなど、事実を歪曲しない程度の脚色を加えることがある。その辺りを理解した上で読み進めてもらいたい。
飛び込みまくるしおいちゃんを引っ張り上げ、次なる目的地へ出発することに。マップの目印になっている場所は、旧海軍兵学校である。現在、日本は軍隊を持ってはいけないことになっているため、海上自衛隊員を養成する学校になっている。黄色の線になってい…
眠りからは覚めたのだが、まぶたが重いので目を閉じたまま周囲の状況を分析した。暗い、まだ日は昇っていない…ということは、まだ早朝6時頃だろう。そう結論づけ、目を細く開き、寝ぼけ眼で枕元のスマートフォンの画面を確認する。時刻は予想通りマルロクマ…