約3年ぶりに移動手段を手に入れて初めての晩秋です。今年は雲海を見に行くチャンスがあるということで、明朝4時にアラームをセットし、三次市の高谷山霧の海展望台にやってきました。
ギリギリ日の出に間に合いました。無職になって以来の高谷山展望台です。前回はしっかりと雲海になっていましたが、道中の霧が薄く、期待薄です。
展望台にて
その予想通り、薄っすらと霧がかっている程度でした。しかし、前回は三次市内を一望できないほどにまで雲に隠れてしまっていて、これはこれで良い景色を堪能できて良いですね。
これが3年前…。時の流れは早いものです。バイク欲しい。バイク乗りたい。
そうこうしている間に、日が昇ってきました。まるで誰かが釣り糸を手繰り寄せているかのように、ゆっくりと、吊るされていくように。
観察してみると、意外にも日の出(日の入り)は、速度があります。地球の自転を感じます。完全に日が昇りきってしまうと分からなくなりますが、この瞬間にしか感じられない景色です。
信仰心があるわけではないのですが、太古の人々が太陽に対して霊的な何かを抱いた理由が分からなくもありません。もう少し雲が晴れていたら…と思うところではありますが、これはこれでとても美しい。
大地。雄大な自然を感じさせます。こういう写真を撮り続けたい。北海道や長野県に負けず劣らず、広島県でも充分に広大な風景を眺めることができますね。
秋ですね。これといって作品っぽい撮影ができなかったのですが、記念撮影としてパシャリ。中望遠 - 超望遠レンズを持ってくるべきでした。次回、リベンジの時は持ってくるようにしておきましょう。
尾関山公園にて
このまま帰るのも惜しい、ということで麓の尾関山公園にやってきました。グルっと一周することにしました。
この日が紅葉のピークのような気がしました。真っ赤な絨毯が広がっていましたし、今から紅く染まりますよ、という緑色でもない黄色でもない色が何よりも美しい。
展望台から見下ろしていた江の川をここでも眺めることができます。晴れていたらもっと綺麗だったのだろうなあ。これはこれで。
所々でジョウビタキやエナガの声がします。いやあ、超望遠レンズを持ってくるべきでした。今日は広角レンズとポートレートレンズしか持ってきてないのが悔やまれます。早くルリビタキを捜索しに行きたいものです。
豊平どんぐり村にて
帰路のついでに立ち寄りました。こちらも久しぶりの到着。お米がなくなりそうだったので、お米を買うことにします。
深い緑色から徐々に褐色に。季節の移ろいを感じられました。移動手段を手に入れると都市部の喧騒から逃れられます。道中、雨に振られたので自動車も便利ですが、やっぱりバイクが必要だと感じました。
今、気になっているのは Fantic Caballero Rally 500 です。単気筒のスクランブラーが性癖に刺さっています。乗り出しが約170万円とあまりにも現実的ではありませんが、これなら遠出も苦ではありませんし、バイクを複数台所有する必要もなくなりそうです。
燃費や初期費用を考えると Monkey 125 が現実的ですが、自動車専用道路を走れない点で複数台所有が前提となってしまいます。しまなみ海道で原付までの排気量しか走れない場所を通行できる点は悩みどころ。もうCRFでいい気もしてきています。
さてさて、どのようなガレージ計画になるでしょう(まずは稼がないと話になりませんが)― それでは、また。