a.k.a.Sakaki

赤坂さかきの旅路

潮干狩り@大崎上島

https://osakiuchiura-gyokyo.jp/2025/03/702/

潮干狩りに行ってきました。場所はこれまで筆者が未踏だった「大崎上島」です。この大崎上島へのアクセスは船しかなく、乗り物を船で渡すのは江田島以来のことなのでワクワクでした。

安芸津港

安芸津港から出発します。上陸後、大西港から潮干狩り会場までは送迎バス(要予約・有料)を通してくれているため、わざわざ自動車を乗せる必要はありませんでしたが、荷物が多かったのもあり、時間に縛られずに動けることを考えると、往復 5,000 円弱の費用も安く感じてしまいます。

ちなみに、乗り物と一緒に渡島するには、車検証を持って乗船券を購入する必要があります。普通自動車(1,000cc)で往復 5,000 円未満といった費用感。なんの参考にもならないと思いますが、詳細は、フェリー乗り場のサイトをご確認ください。

この高揚感

なんとか天気も持ち堪えてくれました。生憎の曇り空ではありましたが、おかげで夏の日差しにさらされることなくアサリを掘れました。「真実を写す」と書いて写真。今の心境が写っているのか、なんだか、どこか寂しそうな写真です。

「呉」感ある

それにしても、この海沿いのクレーンを見ると「旅をしているなあ」という感情に入り浸れます。今日は XC15-45mm のズームレンズを X-S10 に着けての撮影。広角も望遠も使えるのは便利です。赤バッジの XF 16-55mm のズームレンズ買おうかな…。

釣り船でしょうか。尾を引く波紋に何か心が動きました。画面の奥も雲がかかっていて奥行きを感じられる良い写真になったような。思い切って前景を広く写してみましたが、これが上手くハマったように感じます。

この天気だからこそ撮れる風景。この奥行き感がたまらない。そして "RF" の旗が良い。晴れていたら視界が開けていたと思いますが、一方で、奥行き感はこの一枚より薄れていたかもしれません。

平行線に伸びる波。今回の旅(?)で最も気に入っている写真です。船の上からこんな波を見たのは初めてですね。見つけた瞬間「絶対に撮らないと」と思いました。

海はいいなあ

同じ風景なのにシャッターを切る指が止まらない。たぶん、何回この景色の前に立ったとしても別の表情を見せてくれると思うので、またシャッターを切る指は止まらないのだと思います。

旅感

海路しか渡島手段のない島に突如現れる巨大な煙突。この煙突の裏手に潮干狩りの会場があります。「バイクで来た」と言ったら信じてもらえそうな1枚です。ちょっと狙ってみましたが。

上陸後、道なりに車を走らせて潮干狩りの会場に到着です。穏やかな海で、望遠側で海だけを撮ると、まるで湖のように静かです。

少しだけ雨が降っていましたが、ギリギリ持ち堪えてくれました。小ぢんまりとしているものの、会場は老若男女で大賑わい。かなり整備された漁場でした。

アウトドアといえばやっぱコレでしょ。このバーナーを使うのは多分この日以来ですね。バイクを手放していた時期も重なっていますが、それにしても、あまりにも使っていなさ過ぎる。今年はこういう時間を増やしたいものですね。

中ノ鼻灯台

きのえ温泉にも寄りたかったのですが、日曜日は14時までの営業ということで断念。その代わり、ずっと行きたい場所リストに入っていた中ノ鼻灯台を回収しました。灯台までの道中、古い町並みに心を動かされました。自動車の中から姿だけを記念撮影でしたが満足。

大西港で帰路に着きます。意外と大きい島で、島の外周を走ってはいません。次回はバイクで訪れてみることにしましょう。将来的に橋を渡すプロジェクトとかないのでしょうか。この島はこのままでいてくれてもイイ気がする一方、気軽に遊びに来られるようにもなって欲しいような気もします。

獲ったアサリは砂抜きをした後、深川めし風の炊き込みご飯にしました。爆弾を見分けることができず、アサリの出汁をしっかりと取ることができませんでしたが、まあ、美味しくいただけました。

ちなみに、酒蒸しの方は買い足したアサリです。あれだけ苦労して掘ったアサリのはずが、1,200円(1パック400円程度)そこらでこの量を食べることができる…。流通というのはありがたいものです。

積極的にヒマになろうと思った休日でした。インターネットから離れる時間を意識的に作って行くことにしたいものですね ― それでは、また。