a.k.a.Sakaki

赤坂さかきの旅路

FZR250R(3LN1)

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 免許を取って以来、この時代のスポーツレプリカに乗りたいと思い続けて約5年。この日、ついにFZR(3LN1)を納車した。FZ400を降りて1年ぶりのキャブ車に興奮である。四気筒バイクのキャブ調整はムリなので、きちんとバイク屋さんで整備された車両を契約した。

 セローはセローで面白いのだけど、ゆっくりトコトコ走る楽しみである。一方、FZRの醍醐味は高回転エンジンが生み出す「音」にある。その「音」の割には速度が出ないバイクではあるが、回しただけ気持ちよくなる素敵なヤツである。

 手に入れた時点で走行距離12000km程度のフルノーマル車。こういう状態のものは、かなり珍しいように思うので、恐らく、長く誰にも乗ってもらえていなかったのだと思う。少しずつ走ってエンジンの調子を整えたい。

 何か気の利いたことを書きたいところなのだが、クラッチ操作が下手なので扱いに苦戦しているのに加え、まだマシン特性がイマイチ理解できておらず、ポジションは他のスポーツレプリカに比べたらかなり楽だなー、という程度しか(恥ずかしながら)分からない。そんな知識で旧車に乗るか…と後指をさされそうではあるが「最初はみんな初心者だ」と開き直ることにする。

 ということで、インプレ等は少しずつ更新する予定である。維持費も相当かかるので茨の道ではあるが、じっくり、ゆっくりと構えて長く乗りたいバイクである。― まずはタイヤの皮を剥がすところから。