前回に次いで、今回も自動車でのドライブ日記です。ここ最近は天候やスケジュールが噛み合ってくれず、モトブログの撮影にまで至っていない日々が続いております。全く乗っていないわけではありませんが、こうやって、撮影までの下見程度に、免許証(とあと自賠責)だけ持って「走るだけ」です。
それにしても、ソフトクリーム(今回はアフォガード)ばかり食べている気がします。写真はアルトピアーノさんにて。ここもいつかは動画の方で紹介したいですね。それまで、こちら詳細な記事には投稿しないようにしましょう。
染と茶 さんにて
さて、本題なのですが、今回のドライブは相方による「染と茶に行ってくる」という思い付きに便乗するものでした。自分が一緒に行かないなら可部線とバスを乗り継いで行くつもりだったらしいです。この元気はどこから湧いてくるのだろう。
その染と茶さんは、14時30分まではランチメニュー、それ以降はカフェメニューという仕切りで営業している喫茶店。我々はケーキとコーヒーを求めてやって来ました。
近くは田畑のため(?)に流れる用水路があり、水の音に癒やされます。大きな窓からは木漏れ日が差してきます。まるで、ちょっとしたテラス席のような空間です。
とんでもなくオシャレな容器で出てきました。名物の炭焼きコーヒーです。少しだけもらって飲んでみたのですが、クセがないのに、鼻から抜けていく香りに奥行きを感じられました(伝わるかしら)
ということで、相方はヨモギのシフォンケーキ。これも少しだけもらって食べてみたのですが、ふわっふわでとんでもなく美味しかったです。ヨモギの嫌なところはなく、しっかりと香りだけが残っている感じ。絶妙ですね。
自分はベイクドチーズケーキとアイスコーヒーをお願いしました。このチーズケーキ、口当たりが軽くしっとりしているのに、しっかりと濃厚さを感じました。最近はずっしりとチーズ感を堪能できるハードタイプなチーズケーキを食べていたのですが、全く物足りなさを感じませんでした。苺ソースがまた美味しい。なんだこれは。
おもしろいなと思った陶器製の看板(というより表札)です。なんと提供されるコーヒーカップの形と同じなんですね(ヨモギのシフォンケーキの写真を見てね)。食器も可愛いお店でした。近所だしまた行ってみよう。
安野 花の駅公園にて
目的は果たしましたが、なんか気が向いたのか、井仁の棚田の様子を見に行きたくなりました。あいにくの曇天ですが、田植えの時期ともあって水が張られていることに期待を寄せて。
その通り道に安の花の駅公園があるので、解体前に眺めにやって来ました。そういえば夏に来るのは初めてかもしれない。こんなにも緑が多い茂っているものなのか。


井仁の棚田にて
日本百名棚田に選出されたという「井仁の棚田」に到着。予想通りしっかりと水が張られていて苗も植えられていました。この光景を見られなくなる日が来るかもしれないと思うと悲しくなります。
カエルの鳴き声、オオルリやホトトギスの鳴き声、枝葉の擦れる音、用水路に流れる水の音、そして、初夏ながらに少しひんやりとした空気…。このどれもが愛おしい。天気が良ければ水鏡もできていただろうに…。
棚田の展望デッキにやって来ました。どうやら棚田は下から田植えをしていくらしい。これはそういうものなのか、それとも、離農していて田んぼに水を張らなくなったためなのか。真偽の程は分かりませんが、水が張られていない田んぼが目立っていたように思います。
ところどころに立てられていた看板、いやしのベンチ。座ったらたぶんHPとMPが全回復するエリアだと思う。
ひと昔前までは、隅々まで稲作されていたのだろうな…と、当時の景色を想像していました。もっと農家の方々の支援を手厚くしないと離農者は増える一方だと思います。消費者に安くコメを提供するなら、農家の方々の手取りにも鑑み、補助金を視野に入れた政策が必須であるはずですが…どうでしょうか。
イモリやオタマジャクシがたくさん泳いでいました。ああ、昔はよく虫かごに入れて飼育していたものでした。意外とすばしっこい。幼少期には平地にもこんな場所がありふれていたのですが、今やマンションや駐車場となってしまいました。
また稲刈りの季節に来てみようと思います。今度は黄金色に輝いた棚田を眺められることを楽しみにしています…と、その前に、モトブログの方で動画撮影もしておきたいですね。しばらくは「季節」をテーマに撮影を続けてみることにしましょう。― それでは、また。