修学旅行の引率で長野県まで行ってきました。長野と云えども新潟との県境に位置するスキー場なので、ほぼ新潟まで行ってきたようなものです。新型コロナウィルスの影響で様々なイベントが中止になっているのですが決行されました。とはいえ、行くと決まったのであれば、自由時間では日頃の業務のことは忘れて羽を伸ばすことに努めようと思いました。
長野県というのは、街が全体的に高所に位置するようです。ポテトチップスの袋や写真のカップ麺のように、容器が気圧の関係でパンパンになっています。
常温で保存された牛乳パンですから、マーガリンや添加物を多く含んだ普通の健康に悪いパンなのですが、つい買ってしまいました。味は想像通りでした。でも、こういうものでさえ美味しいと感じてしまうのですから旅というのは不思議です。
初日はのんびりしていました。雪が積もった露天風呂というのはなんとも風情のあるものでした。火照った身体を冷やして温めてを繰り返し、水を飲んで老廃物を外に。
湯上がりに地元の牛乳。濃厚なのにしつこさがありません。スッキリと飲める牛乳でした。この日は当番の場所で本を読み、寄って来た子どもの相手をしながら過ごしました。こういう顔を見てしまうと(それだけを切り取れば)中止にならなくてよかったのかもしれません。
良い天気ですが、雪質はガリガリ。暖冬の影響は大きいようです。ガスがかってますが、写真奥手は百名山の「妙高山」です。肺に影響がなければ登山も悪くないでしょうね。大きな山です。
本当は少しだけの予定でしたが、思うように滑れなかったのが悔しくて終日ずっと徹底的に練習していました。2日目にしてようやくコツをつかみ、ターンもできるようになりましたが、その反面、身体が痛いです。褒められたものではありませんが、仕事のことを全く考えずに遊びました。こうやって遊びに没頭したのは、恐らく、10月の淡路島以来ではないでしょうか。
冷えた身体を温泉で温め、またアイスで身体を冷やします。300円もする贅沢なアイスです。当番さえなければ全て自由時間なので、スキー実習が終わってからの時間は読書と子どもとの会話です。部屋に戻ると眠ってしまいますし、鬱傾向でしたので余計なことを考えないためにも外にいました。
仕事であることを忘れてしまう程度にはリフレッシュにはなったように思います。今度は誰にも邪魔されないプライベートで来られないものかを考えています。自然に囲まれた生活は定期的に取り入れなければなりませんね。