a.k.a.Sakaki

赤坂さかきの旅路

計画:2021年

 2020年に達成できなかったことなど、今年も記しておこうと思います。昨年は遊びに行く余裕こそなかったものの、ブログに書いた計画は概ね遂行できていました。バイクのことに関しては悪くない年だったのかもしれません。

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ガレージ計画:答え合わせ

セローについて

前年と変化したことがありません。マフラーとリアショックの導入はできていません。やろうと思えばすぐにパーツを注文して取りかかることができるので、たぶん「別にそこまでしなくてもな」という気持ちが心のどこかであるのだと思います。やりたかったらすぐにやっているはずなので。

 今年でセローは4年目になるので、なんならついでにエキパイもマフラーに合わせて交換しても良いかもしれません。そうすると大体20万円に満たないくらいでしょうか。マフラーは純正のヒートガードが使えるというのが決め手になりました。ノーマルの見た目を損なわないさり気なさが他社製品と比較した際の大きな決定打となりました。ともかく、前向きに検討しておきましょう。

FZRについて

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まさか手放すことになろうとは考えてもいませんでした。それからというものの、今度は後期型のFZRに乗ってみたい気持ちが大きくなりました。FZ400の時もそうでしたが、手放してから「いいなー」と思うものです。もしバイク屋さんで現物を見てしまったら契約してしまうかもしれません。4気筒は維持こそ大変ですが気持ちのいい音がするので、手元に置いていつでも乗れるようにしたいものです。

TZRについて

TZRは快調そのものです。年に1度くらいの頻度でギアオイルを交換してやるくらいで気楽に乗っています。通勤か、往復で150km程度のツーリングくらいでしか乗っていませんが。一昨年、職場の駐車場で転倒させられた時のカウル割れを直すくらいしなければならないように思いますが、乗る分に影響がないから未着手。

 可能ならこういうチャンバーを導入して乗り味を変えてみたい気もします。スチール製のチャンバーなので音に期待できます。アイドリング時の反響するポンポンポンという音が好きなので。まあ、フルノーマルで十分なんですけどね。ストック用の部品をそろそろ買って揃えておかなければです(が、窮地に立たないことには行動が伴わない)

SRXについて

 結果としてFZRと入れ替わる形でお迎えすることになりました。701SM増車を予定していましたが、ディーラーでまたがった時にイマイチだったことから迷走していました。そこで気になり始めたのがSRX600でした。 

 親しみやすいエンジンフィールで、制限速度に達するまでの時間がかからないこともあり、通勤がとても快適です。80kmくらいまでなら全く振動は気になりません。

 こちらは後で知った話なのですが、XT500のエンジンが元になっているのだそうです。要するに、セローと似たようなエンジンということだから、自分に合っているのかもしれません。オイルの減りにだけは気をつけて乗っていればいいようなバイクだというのもありますが、最低限のメンテナンスだけは怠らないように心がけておきましょう。

ガレージ計画:所有車両まとめ

 まとめると、これら3台の車両をカスタマイズすることよりも最低限のメンテナンスをしながら常に良い状態で乗っていきたい、ということになります。YAMAHAの旧車で乗りたいと思っていた車両には乗れたので、正直、昨年はバイクを全て手放してしまおうかと思ったこともありました。維持にはお金もかかるし、何かあるごとに「何をやっているんだろう」なんて思うこともしばしばでした。あまりモノに対して執着心がないせいか、今でも「別にいいのではないか」という気になります。しかし、手放すのはいつでもできるので、しばらく乗っていこうかなと思います。そんなモチベーションです。でないと気楽に付き合えないですからね。あくまでも乗り物なので。

ガレージ計画:気になっているバイク

 死ぬまでに全てのバイクに乗れるわけではないので、現時点で特に気になっている車両についてまとめておこうかなと思います。意味はありません。

701SM

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https://www.bikebros.co.jp/catalog/38/13_1/

 正規ディーラーでまたがった時、足つきが想像以上に良くなくて「コレジャナイ」なんて思ったものの、なんだかんだで今も気になっていたりします。公道では「どれほど時間をかけずに法定速度に到達するか」というのと「車重」が自分の中での割合で大部分を占めているのですが、それらの基準を余裕でクリアしているように思います。見た目もとてもかっこいい。

 モタードとしてだけでなく、オフ車としても気になっているのですが、エンデューロに参加するわけでもないのに加え、これに乗って「ちょっと林道へ」なんて気になれないのが難です。吹っ飛んでいきそう。まあ、街乗りメインで使うならセローがありますし、あくまでも「気になっている」で留まるのではないかなと思います。

SVARTPILEN 701

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https://www.bikebros.co.jp/catalog/38/999_9/

 Vitpilen 701 も気になっているところですが、ツーリング時の悪路走破性を考えたらこちらに軍配が上がりそうです。ずっと気になっている車両なのですが、セローとの使い分けをどうするか悩んでいるのと、SRX600を納車したというのもあり、WEBカタログを眺めるにとどまっています。これなら400ccでも良さそうな感じはありますが、そこらは検討中。万が一SRXが壊れるようなことがあったら納車される可能性が高く、納車されたらセローは完全にオフ専用車両となるように思います。さて、何年後の話でしょうか。楽しみです。

R nineT と スラクストン
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https://www.bikebros.co.jp/catalog/7/1_29/

 最近はスクランブラーやカフェレーサーに興味があるせいか、BMWからも候補が上がってくる有様です。エンブレムがかっこいいですよね、BMW。なので、これは所有欲の問題のような気がしています。乗ることよりも持っている自分に酔いしれたいのかもしれません(この場合は冷静になるべき)

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https://www.bikebros.co.jp/catalog/10/999_22/

 同様の理由からトライアンフのスラクストンにも興味があります。BMWとの差を調べてみましたが、ボクサーツイン(BMW)かパラレルツイン(TRIUMPH)の違いくらいで、車重10kgの差はそこから生まれているものと見て良さそうです。個人的にはオンロード走行のしやすさは(倒立フォークを備えていることなどから)トライアンフに軍配が上がりそうですが、維持しやすさはBMWではないかな、と思っています。お金持ちになって、室内保管できるようになったらオプションのロケットカウルを装着して入手したいものですね。まあ、なので羨望の目で見ることしかできないのが現実です。

XSR900/700

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https://www.bikebros.co.jp/catalog/2/189_1/

 クラシカル系に関心があるのなら、比較的お手頃な値段で入手でき、乗り手に対しても優しい車両だと思っています。特にXSR900の方は世にも珍しい3気筒で気になっています。

Z900RS

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https://www.bikebros.co.jp/catalog/4/999_36/

 2気筒、3気筒エンジンの音よりも4気筒エンジンの音の方が好きなので、上の車両たちもかっこいいのですが、乗り心地を考えたら Z900RS も良いのではないかと考えています。国内メーカーなので(4気筒であるということに目を瞑れば)パーツが手に入りやすいという利点があります。高速巡航も楽そうです。車重は乾燥で約220kgなので普段遣いはできないように思います。そういったことからも「いいなー」と思う程度で所有までには至らない感じです。

YZF-R1(M)/R6

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https://www.bikebros.co.jp/catalog/2/106_13/#spec_top

  4気筒に手を出すのならR1もいいな、と思いました。バイク好きとして一度はリッターSSを維持するべきなのだろうかというところですが、問題はどこを走るつもりなのか。岡山県への移住が決定したら吉備のサーキットがあるのでプラグを焼くことはできるかもしれませんが、現住所でリッタークラスを回せるサーキットは鈴鹿くらいしか思いつかないです。だったら、R6なら街乗りで使えるので良い気がしますが、クロスプレーンエンジンの排気音に惚れているので、現在はR1に心が傾き始めています。いずれにせよ、決断するなら体力的に今の年齢くらいが臨界点かもしれませんね。

テネレ700

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https://www.bikebros.co.jp/catalog/2/999_66/

 結局、回りに回ってオフロード系に帰ってきます。ツーリングが長距離化していて、高速道路巡航が当たり前になってきました。セローでの高速巡航もできないことはないのですが、多少つらいのが本音です。自分の乗り方だとテネレも候補に上がって来るようでした。燃料もレギュラーガソリンです。ただ、テネレを迎えたところで遊びに行けるような時間を捻出できないのが現状で、通勤でこのバイクに乗るのは抵抗があります。要するに、乗る機会が狭まってくるのが懸念材料。あったらいいのにな、という車両です。

GROM

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https://www.bikebros.co.jp/catalog/1/199_1/#spec_top

 通勤、近場の散策、適度な距離のツーリング、競技走行などなど、色々な場面で活躍しそうです。ずっと欲しいと思っているのですが「あったらいいな」で止まっています。今はセローとSRXの中間くらいのエンジンだと思うので、私のガレージでは活躍しそうな車両です。遅かれ早かれ、いつかは納車することになるような気がしています。

CT125(ハンターカブ)

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https://www.bikebros.co.jp/catalog/1/999_117/

 オフタイヤを履かせて近隣の散策用にしたい車両です。遊びに行くにはこれ以上のものはないのでは。とはいえ、セローとの差別化ができないのと、あまりセローと車重が変わらないのが懸念材料です。それなら高速道路にも乗れるセローでいいのでは、と思ってしまいます。まあ、保険が安いというのは魅力的かもしれません。

 あとは車両価格的にも、こんなに立派なものでなくていいような気もしています。ふつうのスーパーカブを10万円程度で買って乗り回すくらいの方がいいかもしれませんね。まあ、こちらも気が変わったら納車することになろうかと思いますが。

ガレージ計画:まとめ

 他にも挙げていない車両があるのですが(SPADAなど)切りがないので現行車のみに留めておきます。テネレとハンターカブとSRXの3台体制というのが(自分の乗り方であれば)現時点ではベストなのではないかな、と考えています。エンデューロにもサーキット走行にも興味はあるのですが、頻繁に行くほどではないので、様々な路面状況や用途に合わせて車両が選べる状態にしておくのであれば、今のような3台に落ち着くのかもしれません。

 理想としては、ここにエンデューロマシンとして非力ながらセローを手元に残しておき、さらにサーキットマシンとしてTZR(フルカウル)があれば充実したバイクライフといえるでしょう。まあ、非現実的なのですが。

技術的な話:答え合わせ

 今年もまた、走行会にも練習会にも参加できませんでした。本当に行きたいのであれば明日にでも行っているような気がするのですが、そうではないということは、そこまでして行きたいわけではないのかもしれません。

 言い訳するとしたら、250ccの2ストローク車が走行できるサーキットがどこにあるのか分からない、走る時間があるのならツーリングに出かけたい気持ちの方が強い、などあります。上手くはなりたい気持ちはあるので、誰かに誘われない限りは行かないのではないかな…なんて思っています。

 整備スキルに関しては成長を感じられませんでした。本当に最低限のことしかやっていなかった証拠です。今年はどんな記事を書けるかが想像できません。

旅:答え合わせ

 昨年と同様、職場と自宅の往復ばかりで遊びに行けていません。ロングツーリングは困難でしたが、通勤前の朝や出張帰りなどを利用してちょこちょこ遠回りするくらいのことしかできていませんでした。

 今後のロングツーリングの行き先としては、北陸、中部、東海地方が中心になってきそうです。中国地方へはいつか戻ることになると思うので、なかなか日帰りでは行けないような場所に行くことになりそうです。

 ただ、候補に上がっている地域は、草津温泉・下呂温泉にしろ、静岡にしろ、禄剛埼灯台にしろ、宿泊を伴ってゆっくり周回するほうが良さそうな場所ばかりです。なので、仮に転職の話がまとまったとしたら岡山県に引っ越すことになるのですが、現職よりもゆっくり時間を作ることができるような職場環境なので、その時でも良いのではないかとも思っています。

 空前絶後のキャンプブームのせいでソロキャンプにも行けずでしたが、今年はどうでしょうか。今度こそ潮岬で満天の星空を眺めながら…というのが可能でしょうか。

 できていないことばかりかと思いきや、アクションカムを使った走行動画の撮影は実行できました。正直に言うと、自分にモトブログはあまり向いていないかもしれません。動画を作り続けている人が素直にすごいと思いました。

 2020年、色々と行動が制限されましたが、振り返ってみると意外にも様々なことができた年になっていましたし、重労働に対してよく耐えたと思います。「ポスト・コロナ」という言葉を有識者(?)が使っていますが、この青写真は「ポスト・インフルエンザ」が存在しないのと同様に、やって来ない未来です。事態が終息することはもう諦めなければならないくらいの大きな事件ですし、制限されていることが段階を追って解除されていくのをしばらく待たなければならないように思います。

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物欲

30年目の年なので自決も考えていましたが、いつ死んでもいいけど今ムリにでなくてもいいかなと思えるようになりました。2021年がどんな年になるのか全く想像できません。まあ、未曾有の災禍が無かったとしても未来を想像する力はありませんが、溜まったローンや物欲を消化しながら適当に過ごそうかなと思います。