a.k.a.Sakaki

赤坂さかきの旅路

Kenko Pieni Ⅱとバイクの話

あらすじ

前回の記事で出会った後期型SRX600ですが、一度お見送りをしたものの頭から離れることがなく、結局、運んでもらうために再度お店に出向いた日のお話です。

 外出した午前中は「初夏感」漂う晴天だったので、以前お迎えしてみたトイカメラのテスト撮影も兼ねて、歩いてお店まで向かいました。

Kenko Pieni Ⅱ

手のひらサイズのトイカメラ

まずは、5,000円もかからない程度なら大きなケガをすることもないか…と、試しにお迎えしてみたトイカメラ、Kenko Pieni Ⅱの紹介です。

131万画素なので写りに期待はないものの、普段の写真とは違った雰囲気を楽しめそうでした。記録媒体はマイクロSDカードで、この小さなボディに静止画の他、動画撮影と録音機能が搭載されています。

撮影の様子

撮影してみて分かったのですが、被写体を画角に収めることが難しかったです。目で覗けるのかと思いきや、ボヤッとしていて視認できない感じです。なので、その意味でも「写りは家に帰ってみないと分からない」という面白さがありました。

撮れた写真

どこかで見たことのあるような雰囲気の写真だな…と思っていましたが、まだスマートフォンが普及していなかった頃の、mixi やモバゲーの添付画像のような粗々しい感じ。ちょっとした懐かしさを抱きました。

iPhone SE との比較

ひと昔前のインターネットに貼られていたような写真を見て懐かしい気分に浸れました。iPhone SE で撮影したものと比べてみても現代技術の向上には目を丸くします。

フジも咲いていました。縦長写真にした時のこの感じ…FOMAの時代ですね(通じる読者がいれば嬉しい)

ミラーレスカメラをお迎えしてから気付くスマートフォンの凄さよ。ただの記録用であれば(望遠さえクリアできたら)写真機の出番が少なくなってしまいそうです。

トイカメラ
iPhone SE

気軽に良質の写真を撮影できるようになった現代…嫌なことばかりではありません。あえて不便を楽しむ用途でトイカメラを携えて見るのも良さそうです。屋外の日当たりの良い場所で、静止画の場合は手ブレに注意しながら、普段とは違う写真を楽しんでみると良いですね*1

バイクの話

この足でバイク屋さんへも行ってきました。SRX以外にも候補はいくかあったのですが、回り回って振り出しに戻ってばかりでしたので、車体だけ抑えておいて数カ月後の仕事次第でお迎えしようという算段です。

お昼ご飯:山椒麺

ところが、例のSRXは出払ってしまっていました。XTZ125の在庫もないようでした。スクランブラー系の車両が色々置いてあったので「繋ぎ」も考えましたが、乗っている姿を想像できず、出直すことにしました。

カブ110

それならカブ110はどうだろう…と、新車の見積りをしてみましたが、納期は最短で今年の7月。それなら見込みはアリですが、手に入る保証はできないのだそうです。値段の高騰などもあり気持ちが遠のいています。

KLX125

カブが候補に挙がるならKLX125が妥当な気がしています。フルサイズではありませんが車高はありますし、楽しむ程度のコース走行にも答えてくれそうです。セローでさえも重く感じていたので、さらに気楽な走り方ができそうです。

 状態の良いXTZ125が入ってくるのを待つ時間を旅に使いたいので、大型バイク(か自動車)の資金を貯めながら、現行原付二種の車両で遊ぶことになりそうです。これでしまなみ海道や小豆島も視野に入って来ました。

 まあ、でも、カブが面白そうなのでカブ110を探すことにします。

追記

帰って来てしばらくして「SRXが入って来た」という連絡を受けました。色はワインレッドではありませんが、希望に近い車両だということなので運んでもらうことにしました。

 あくまでも現物を見てから、数カ月後の仕事の見通しが立ってからにはなりますが、オンロードをSRX600で、オフロードをカブ110か125ccの何かで、さらに余裕が生まれたらフルカウルスポーツ(四気筒)かアドベンチャーバイクを加えたガレージ計画になりそうです。

 京都にいた頃、3台の維持は(置く場所も含めて)大変だったので、さすがに2台に留まると思います。それでも、バイク道楽を突っ走っているので約束はできません。何かの出会いで増えるかもしれませんし、反対に1台で終わっている可能性もあります。4台、5台になることはもうありませんが、自動車は増えるはずなので、少なくとも8輪のタイヤになることは間違いないです。

 将来のことを考えた貯蓄も大切ですが、潜在的に、自分はバイクや自動車に乗って旅に出ることも同じくらい大切にしているのかもしれません。

 ひと先ず、125ccオフは直ぐに途絶えるものでもありません。30年落ちのSRX600が生きていた位なので、冷静に手の届くところから揃えて行きましょう。

 ひと先ずは…ひと先ずは…(時間の問題)

*1:ちなみに、このトイカメラの他にも二眼レフ風のトイカメラも発売されています。こちらは500万画素という感じでWeb会議くらいの画質