例年よりも早い梅雨入りで、通勤でさえもバイクに乗れない日々が続いています。この日は夜から翌日にかけて晴れの予報になっていたので、キャブレターの調子が悪くなるのを避けるためにも、ストレス解消のためにも、夜中の放浪を決行することにしました。革のジャケットを1枚だけ羽織り、好きな音楽をかけながら走ることだけを目的に出発です。この時期は晴れ間が貴重ですからね。
いつも妹子の郷に行っていたので、別の経路を探していました。野洲方面の湖沿いが信号もなく気楽に走れそうだったので行ってみることにしました。結論、街灯のない道でしたが、開けていて、適度にワインディングを楽しめました。こちらに引っ越してきてすぐに琵琶湖一周をして走ったことはあったのですが、改めて良い道だと思いました。
もうしんどくて仕事を辞めて実家に帰りたいのですが、バイクに乗るためには働かなければならないという逆説的な状況に悩まされています。 生きている以上は労働から逃れられないので、働くことそのものを辞めることはできないのですが、土日の休日だけではもう身体が言うことを聞いてくれなくなっています。本音を漏らすと手放そうと思ってしまっていたくらいだったのですが、やっぱり気持ちいいものです。
典型的な貧乏人のような生き様を晒しているようですが、仕事に対する責任感や熱意というものはなく、こうやって一生過ごしているのではないかなと感じているところです。これを書いている今も元気が湧いてこないのですが、バイクに乗っている時だけは振り切れるようです。いつの間にか、自分が気付かない内に、バイクが生きがいとなっていたのかもしれません。
今度は自動車を買ってみたら何かが変わるかも…? そう思って今日からスイフトRSを新車購入するために貯金を始めてみます。貯金といっても、モノを買わないようにするだけです。今の生活水準を落とすとストレスが溜まりそうなので、これを維持したまま、時流に乗りながらダラダラ生きてみます。