a.k.a.Sakaki

赤坂さかきの旅路

富士フイルム:X-S10

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以前、第二世代のiPhone SEで夜景を撮影して表現の限界を感じたため、しばらく脳内が「カメラ」一色となっていました。

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写真の元データが消えていました

 そもそも写真そのものは学部2年生の頃から興味があり、アルバイトで貯めたお金を叩いてNikonのCOOLPIXを買い、それを今年度まで使っていました。ということは約10年のお付き合いだったようで、上下に添付した写真は、まだ広島の実家に住んでいた頃、京都での学会のついでに2泊3日で伊勢神宮へ行った時のもの。 *1

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 スナップだけならコンデジで十分だと思っていたのも束の間で、しばらく撮影を楽しんでいると「一眼レフ欲しい」となりました。これは2015年という記録が残っていたので、ちょうど大学院を1年お休みしてのんびりしていた時のようです。遠い昔のように感じます。

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乗りたいバイクだったり、擦り切れてしまった着るものだったり、引っ越しだったり、なんだかんだで後回しにし続けてきた一眼レフでしたが、ついに今年はお迎えすることができました。機種はSONYのαシリーズでもPENTAXのK-70でもなく、FUJIFILM X-S10です。Pro3と悩んだのですが、入門機としては扱いが難しいかも…という話だったので、しっかりとその意見を取り入れることにしました。

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5万円を超える望遠レンズが2万円の価格帯になるということで、レンズキットでの購入でした。レンズキットは避けた方が良いそうなのですが、富士フィルムはレンズにとても力を入れており、買って損はないように思います。

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目の前に置いてあったミディッチュ瑞鳳に協力してもらったのですが、ここまで近づいてもピントが合うので、今だと梅の撮影などに活躍する気がします。寄ればボケも出ますし、枚数を撮るだけならこのレンズで十分だと思います。このレンズに望遠が付属して15万円少々なので、確かに入門機としては充分な性能を有しているかもしれません。

 アプリを使えば、撮影した写真をその場で手持ちのスマートフォンに送信することもできるので便利だと思います。この写真も撮って出しで送ったものですが、未加工の写真なので、それなりの腕は要求されるように思いました。とはいえ、スナップ程度だと重宝することでしょう。

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どうせならと、XF35mm F1.4 のレンズも同時に買ってみました。使う人が使ったらものすごく綺麗に撮れるように思います。

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今回はピントを合わせただけの試し撮りですが、このレンズ1つあるだけでしばらくは散歩が楽しくなるように思います。まずは操作に慣れるところからのスタートですが、できるだけ毎日テーマを決めて触るようにしておこうと思います。

 かなりの貯金額が溶けてしまいましたが、自分への投資と思って割り切ることにします。身体が元気ならお金はいつでも貯められますし、貯めるだけでは無意味だと思います。それよりも時間は帰って来ないのだから「あのとき買っておけばいい写真になっただろうな」となる方がもったいないです。

 まあ、そんなこんなで今年からiPhoneでの撮影も併せて、写真の勉強を始めることにします。気持ちも上を向き始めて良い傾向です。急がないで、ゆっくり気長に構えていようと思います。

*1:京都のついでに行く距離ではないのですが、当時、中国地方に住んでいた者としては「関西圏」というざっくりとしたカテゴライズだったようで「いつ遊びに行けるかわからないし、電車で3時間程度なら行ってしまおう」という感覚だったようです。