a.k.a.Sakaki

赤坂さかきの旅路

探鳥日記②:キビタキの撮影に成功!

14時に始まる仕事(会議)の時間までを有効活用したい…ということで、朝活と称した野鳥撮影に興じて来ました。この日の撮影は、なんと幸せの青い鳥、オオルリとの出会いから始まりました。しかし、残念ながらすぐに逃げられてしまいました。

出典:ウィキペディア

自動車を渓流沿いに停め、カメラを持って出てすぐに出会ったのですが、気付かない内に彼に近付き過ぎてしまっていたようで、しかも、慌ててカメラを構えてしまったのが原因だったのでしょう。

 出会いたかった野鳥であるだけに悔しさが込み上げてきます。既に中国山地のようなもっと標高のある場所へと移動しているものと思い込んでいましたが、まだまだチャンスはあるようでした。今週中にもう一度アタックできればと考えています。

出典:ウィキペディア

本日の探鳥エリアでも、サンコウチョウの鳴き声は聞こえてくるものの出会えませんでした。午前中の1時間強を、このサンコウチョウと先ほど逃がしてしまったオオルリの捜索に費やしてしまいました。

 偶然お会いした野鳥撮影家の方にも同じご指摘(?)を賜ったのですが、この2羽に気を取られていては何も撮影できない気がしたので、一旦、エリアを変えて「まだ撮影したことのない野鳥を何か撮る」をテーマに据えた撮影を行いました。

ヒヨドリ

市街地でも見かけるヤツですが、良いところに留まってくれました。私見なのですが、ヒヨドリは「なんだ君かあ」と思われがちな気がするので、ものすごく綺麗に撮ってやろうと考えて撮影しました。背景が整理できないことを除けば、いい表情になったのでは。茶色いほっぺにクリンクリンの目が可愛いです。

上手く、背景の抜けた場所に留まってくれました。コサメビタキ?オオルリ(♀)?ウグイス?にも似ていますが、恐らくはキビタキのメスでしょうね。

キビタキ♀?

写真には収められませんでしたが、口に咥えていた虫がいなくなっているので、近くに営巣している可能性がありますね。ということは近くにオスのキビタキもいるはず。捜索開始です。

間もなく発見しました。オスの方は背景が抜けていないのがとても惜しまれますが、人生初のキビタキをカメラに収めることに成功しました。鳴き声を近くで聞いた時には一気に緊張が高まりましたし、ファインダー越しに姿を見た時にはその美しさに感動しました。

見上げる形になってしまいました

せわしなく飛び回りますが、辛抱強く藪の外に出てくれるのを待ちました。この時の時刻が12時を回っていました。たった1時間のミーティングのためだけに帰宅を強いられてしまったので、次回また会えることを願って退散です。

撮影エリアと時間帯の双方が上手く噛み合ってくれました。毎回の往復にお金をかけられないなあ…なんて考えて足を運んでいませんでしたが、ここまで来るために費やすお金は、最寄り駅の大町駅~本通駅の区間をアストラムラインで往復する程度のものであることに気付きました。

 もっと思いついた時に、今とても気持ちが乗っている時に、夏鳥が見られて気温も比較的穏やかな時に、気軽に「朝活」と称した野鳥撮影を続けてみようと考えています。

 次回も会ったことのない野鳥に、もっと綺麗な作品を見てもらえるように全力で楽しみたいところです。それでは、また。

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