a.k.a.Sakaki

赤坂さかきの旅路

2018-01-01から1年間の記事一覧

城崎温泉へ

ゴチャっとした中にある色んな情報が温泉街特有の「らしさ」を語っているように思う。閑散とした場所があり、誰も歩かないような裏路地があり、人の集まる場所には店が立ち並び、そこには「これ温泉と関連ないでしょ」っていうものが売られている。お店の人…

FZR:紅葉狩り

11日ある長い1週間を終え、ようやくの休日。この日は家でゆっくり過ごす予定であったが、宇治市植物公園で有志の学生らがボランティア活動に励んでいるとのことで、また、引率担当の教員から招待券まで頂戴したので、少しだけ顔を出すことにした。何の気なし…

ツーリングセロー:地味カスタム

カスタムという単語は当てはまらないような気がするけど、今さらになってスマホのマウントを買ったので取り付けた。今回、悩んだ末に買ったのはこちらの品。 2000円程度のものなので過度な期待をしていなかったのだが見た目はとても良い。六角レンチも付属品…

FZR250R(3LN1)

fzr

免許を取って以来、この時代のスポーツレプリカに乗りたいと思い続けて約5年。この日、ついにFZR(3LN1)を納車した。FZ400を降りて1年ぶりのキャブ車に興奮である。四気筒バイクのキャブ調整はムリなので、きちんとバイク屋さんで整備された車両を契約した。

知識の価値

豊富な知識は、退屈から身を護る盾になる。我々の身の回りで、意識しないまま耳に入れる単語は、言うまでもなく、その全てに何かしらの由来がある。ひとつ例を挙げれば、‘apricot’ は、英語の ‘precocious’ を意味しており、熟した桃とはまた違う、その味の…

ラーツー

出勤前にラーツーセットを携えて、仕事が終わった後、仕事着のまま美山まで行ってきた…というお話である。

ふらっと本州の最南端まで:後編

目が暗闇に慣れ、空を見上げたその時であった。今まで生きた四半世紀の中で最も美しい星空がそこにあった。誇張ではない、見た人にしか分からない星空であった。北斗七星(おおぐま座)の並びをここまでハッキリと見たのは初めてのような気がする。東の空に…

ふらっと本州の最南端まで:前編

ここ1ヶ月、週末を狙うかのようにして雨天・台風の日々が続いた。地球の嫌がらせとしか考えられないくらいだった。10月第1週目の三連休も、当初の予報は雨。虚無が訪れていた。ところが、状況が変わって日曜日以降の天気予報に晴れのマークが付いた。コロン…

FZ400

以前乗っていたFZ400。ノブ撮りで綺麗に仕上げていただいた。現在のセローに乗り換える直前の思い出作りである。

ツーリングセロー カスタム:パワービーム

話題のヤマハ パワービームをついに手に入れた。ボルトを締めるだけで装着でき、バイクにかかる負荷を瞬時に軽減してくれるアイテムなのだそうだ。負荷を軽くするということは、ハンドリングのし易さを向上させたり高速走行における振動を減らしたりすること…

文字による伝達行為(メモ)

文字を存在させている最大の力は、人間の記憶する意志(欲求)が記録へとその持続性を高める方向を求めるところに生まれる。体系化された文字表象の持つ最も大きな役割は、人間の抱く安定性への希求の中にあり、文字言語は音声言語の持つ不安定な性質を最小…

ちょっと陸運局まで

主要な観光場所であれば地図がなくても行けるようになった。道にも慣れたので、そろそろ泊りがけで県外に出てみたり山に入ったり野宿したりしたい。一生遊んで暮らしたい。

帰省

妹ちゃんも母上殿も元気そうで何よりであった。写真の金魚は会場の金魚すくいで獲ったものである。全力で楽しむだけ楽しませてもらい、これと合わせてもらった金魚も含めて子どもたちに分け与える仕事をした。子どもは純粋で可愛い。

セロー:気の向くままに@美山

夏休み…なんと響きのいい言葉だろう。「休日はたまにあるからありがたい」や「1ヶ月も仕事をしていないと落ち着かない」と言っている人とは分かり合えないかもしれない。働かないで30万円ほど口座に振り込まれて時間の全てを自由に使わせてもらいたい。しか…

セロー早朝散歩@日吉ダム

昨日0時前に就寝したつもりがほとんど一睡もできなかった。そして4時を過ぎたところで寝ることを諦めて「もう思い切って外に出てしまおう」と考えついたのが今回のツーリングのはじまりである。行先は日吉ダムとした。

Royal Jelly

この短編はギリシャ神話の1節を元にしているように思える。ゼウスが、コルシカ島でAmalthea (=goatの意)、Melissa(=honey, quenn bee の意)姉妹にヤギの乳と蜂蜜で育てられたという神話である。ミツバチあるいは蜂蜜は、ギリシア神話にしばしば登場する象…

言語の役割:覚書

人間は関係性の中に存在している。より厳密に言えば、存在すること自体、関係することに他ならない。人間は、自分と自分をとりまく環境との関係を示す目的で言語を用いる。この意味においては、音楽や絵画のようなおよそ言語と無関係に見える行為も、すべて…

Parson's Pleasure

‘persona’ は、様々な文脈で用いられる語である。一般的には、心理学者ユングが提唱した「表面的人格」の意味で使われる傾向にあるだろう。源流をたどれば、この単語がラテン語の意味における「演劇の役割」や「仮面」を出発点に、少なくとも約800年以上前に…

余裕

快楽のためでも実生活のためでもない知識とは、数学や哲学に代表される学問的知識と考えて異論を呈する者は少ないはずである。つまり、学問が発展するためには、人々に日々の生活に追われない時間的余裕、経済的余裕、そして余暇が必要だというのだ。

チェイホフの猫

アントン・チェイホフの作品中には,頻繁に猫が登場する。その物語のうち,日本語にも翻訳されている『臆病なのは誰のせい』という短編の1節をこれから紹介したい。 飼っている子猫にネズミを捕ることを教え込もうとしたおじさんは,猫のいる部屋に一匹のネ…

コクマルガラスと鳩:イソップ寓話集より

何かに対して貪欲であることは、しばしば「人格者」や「成功者」の性癖として扱われる傾向がある。しかし、これは成功者だけが目立っているから美談として語り継がれるに過ぎず、良い事ばかりではない。その教訓は、以下に引く『イソップ寓話集』における「…

いざ、貴船神社へ。

学部時代の友人のひとりが、この度、結婚式を挙げることになった。めでたい。心から幸せだと思う。しかし、その式に出席することができそうにない。式場まで距離があるということではなく、仕事が入っているからである。入社して半年は年休をもらえないとい…

舞鶴・伊根の旅:後編

400円を払うことによって赤れんが博物館と、ここ舞鶴引揚記念館の入場券も購入することができる。今回に関してはゆっくり時間をかけてというわけにはいかないが、せっかくなので足を運んでおくことに。写真は、少し離れた場所にある敷地内の休憩所のものであ…

舞鶴・伊根の旅:前編

たかだか四連休程度で「ゴールデン・ウィーク」などと名前をつけないでもらいたいところだが、せっかくの連休であることに間違いはない。家で大人しく仕事していようと思ったが、なんのために生きているのか分からなくなってしまってアホくさくなり、結局、…

閑話

毎回、連休さえあればどこか旅に出るという生活をしていたのだが、先週はかなり身体に疲労が蓄積していたようである。この2日間というものの、近場でのんびりと買い物して過ごしたり、昨日に至っては一歩も家から出なかったり…と、なんともまあ極端なことを…

瑞鳳と一緒に@比叡山via天ヶ瀬ダム

久しぶりの連休。前回の琵琶湖ツーリングで達成できなかった「比叡山から琵琶湖を眺める」を達成するため、今回は比叡山を最終目的地に設定して所々を観光しようと考えた。とはいえ、単純に出町柳から比叡山を目指すと30分とかからないため面白みに欠ける(M…

The Way Up to Heaven

小説は、過不足なく読まなければならない。読みが不足するのは言うまでもないのだが、書いてあること以上の内容を読者の想像で勝手に補ってはならない。正確に読むということは、その小説の作者と同等(あるいはそれ以上)の力を有している必要があるのかも…

花見2018:京都市内と琵琶湖

目覚まし時計が鳴るよりも先にスッと目が覚めてしまい、身体もものすごく軽かったので花見を兼ねて琵琶湖を一周してきた。1周が約200kmというのであれば早朝であれば日没までに終わるだろう…と軽く考えていたものの、迷い道や回り道ばかりで日が落ちた頃に自…

お散歩

今日は出勤日…だと思い込んでいた。より正確に言えば、メールの内容と伝達される予定だった日程に食い違いがあった。念のために出勤したというだけで、早起きする口実になったので良しとしている。今週は金曜日まで休暇ということだ。せっかく1日を長く使え…

セロー:高速道路

オフロードバイクで高速道路を走ることに関して否定的な意見が目立つ。しかし、経験してしまうと大したことがなかったように思える。長時間座りっぱなしだと疲れるのは間違いないのだが、80kmから90kmの間の速度で走行して、マメに休憩を入れていれば全くも…