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2023-01-01から1年間の記事一覧

お花見:2023年

今年も桜の季節を迎えることができました。なんだかんだでしぶとく生きています。さて、毎年似たりよったりの記事を書く時は、過去の記事を読み返して当時の記憶を呼び起こすようにしています。どうやら良くも悪くも代わり映えのない毎日を過ごせているよう…

ちいさなひみつのせかい展

彼からは作家にとって大切なことを思い出させてくれる機会をいただきました。自身を作家であるとは思ったことはありませんが「表現したいものを徹底して表現することを楽しむ」という、基本中の基本を忘れていました。自分が「コレだ」と思うものがあれば、…

春の足音と麻乃亭

2023年も3月に突入です。 逃げる2月と称される通り、あっという間に過ぎ去っていきました。簡単な近況ですが、ひと月ほど客先での勤務を終え、今月より再び在宅勤務が中心となります。なんというか、ホッとしています。任期を終えた次の日は昼過ぎまで眠って…

雨の日、お団子屋さんにて

今日も今日とて外に連れ出してもらいました。何度か記事で書いていますが、バイクを手放して以来、外出の動機は全て彼女の「ここに行こう」のひと言からです。本日の目的は、その存在も世に珍しくなってきた「お団子屋さん」です。営業日は木曜日から日曜日…

つけそばとソーセージ

「ぶどうジュースと美味しいソーセージが食べたい」という彼女に同伴する形で『グリュックスシュバイン ~しあわせのぶた~』さんにお邪魔してきました。広域公園前駅から歩けないこともない場所だったので、お散歩がてら歩いてみることに。せっかく広域公園…

「動」の中に佇む「静」

5年前にも書いていますが、雪は何歳になっても良いものです。もちろん、この寒波で電車が立ち往生になったり、最初から身の安全を確保するのではなく「出社する態度は示す」という日本の伝統的な様式美に振り回されたりした方々においては気の毒なのですが…

Orwell の危機意識

経験は、観念世界への入口である。作品の持つ空間は、作家の具体的な生活の場から紡ぎ出される思索と感覚という縦横の糸で編み上げられている。そこには、現実との間に絶えず一定の「意識的距離」が保たれているが、ひとたびこの距離、謂わば経験と観念の落…