a.k.a.Sakaki

赤坂さかきの旅路

2023-01-01から1年間の記事一覧

閑話:2023年の振り返り

毎年恒例となった振り返りの記事。昨年は本ブログを閉じることも視野に入れていたようですが、しぶとくまた1年続いてしまいました。この記事を除いて今年は28本だったので、前年を5本上回るペースだったようです。いつの間にか200本を超えていましたが、バイ…

秋の三滝寺@2023

急激に寒くなったので前回の記事の宮島ではイマイチだった紅葉に期待を寄せ、今年も三滝寺での紅葉狩りです。当日、今度はポカポカ陽気で歩きやすい天候でした。いつも通り、JR三滝駅から歩いて目的地へと向かいました。この日がピークというわけではありま…

秋の安芸の国@2023

去年は5月と9月の2回きりで、紅葉の季節に宮島に渡るのは一昨年の2021年以来。しかも鳥居の修復工事が終わって初めての渡島です。持っているレンズを全部バッグに詰め込んで移動しました。近くにあるはずなのに、どういうわけか1年ぶりということで、宮…

元宇品公園まで

今日の撮影はココから始まります。久しく海を眺めることもありませんでしたし、涼しくなるまでは歩いて撮影など考えられなかったので、いつもと違う風景を撮影できそうで楽しみです。灯台の方角を歩いて向かいます。早速、このゴチャっとした感じがたまらな…

近況:自室より⑭

32歳、33年目を迎えました。前回の記事でお話しました、獲得できたというお仕事が結局のところキャンセルになってしまい、12月に入る可能性があったお仕事までも無くなってしまいました。いよいよお祓いが必要なのでしょうか。社会から見離される恐怖。この…

近況:かがくのちからってすげー

まだまだ暑いのに変わりありませんが、日中に出歩ける気温にもなりました。今日も今日とてパートナーに連れ出される形での外出です。まずは和菓子店「みよしの」さんにて。今日は XF35mm F1.4 R を持ち出してのお散歩。やはり映りは XF27mm F2.8 R WR よりも…

逃避行スナップ

どこで人生を踏み外したのだろう。後悔しているわけではないのですが、現状が上手く行っていない時ほど過去のことを思い返すものです。家にいてもそんなことばかりで、ここ1週間ほど食材の買い出し以外でのお出かけもありませんでした。ということで、暑さ…

近況:自室より⑬

新しい仕事を取れなくなって3ヶ月が経過しました。お金は入って来ないのに名古屋まで出張に出るという奇妙な状況も残り4回。目減りする貯金残高に焦りを感じているせいか、早く終わって欲しいという思いが拭えません。急に契約書を書き換えるように指示を…

お散歩:夏探し

梅雨が明けました。梅雨が明けたら夏本番。暑さを言い訳に真昼間から外に出るようなことがありませんでしたが、カメラを持っていても外に出なければただの箱…ということで、意を決して「夏探し」をしに広島駅周辺まで出てきました。見てください、この凶悪な…

カメラを持ち歩かないと始まらない

気付けば7月。1週間に1度のペースで愛知県への出張があるため、ずっと在宅勤務でいるよりも、気持ち時間の経過が早いように感じています。その愛知県への出張にカメラを持ち運ぶつもりでいたのですが、今度は撮影の暇がないほどのスケジュールを組まれて…

閑話:Vlogを始めてみたい話

ブログを始めたのが2017年12月31日で、約5年の歳月を経て投稿数も200件を超えました。質はともかく、飽きっぽい性格の自分が唯一継続できていることです。がんばっているわけでもなく何かあった時に言語化しているだけ…というのが幸いとなっているのだと思…

孤独のグルメごっこ2@愛知県出張

2週連続で愛知県に出張です。こうなったら気になるカフェに片っ端から足を運んでやろう…と、2回目の孤独のグルメごっこです。前回の出張で訪れた Manon から少し歩いた所にも喫茶店があったので今回はこちらにお邪魔しました。年季の入ったメニュー表が時…

紫陽花2023@観音寺

お寺の敷地内に入るとすぐに、色とりどりの紫陽花が出迎えてくれます。綺麗な青色の紫陽花が目を引いたため、数十分ほどココでの撮影会が始まりました。飛び回るクマバチを捉えるのは大変でした。何枚か失敗している中からマシなのがこの1枚という勝率。も…

孤独のグルメごっこ@愛知県出張

前回の出張に引き続き2度目の愛知県です。名古屋を拠点にバイク旅…というのは、梅雨の時期で天候を予測しにくいことから諦めムードが漂っています。代わりと言ってはですが、現地でしか味わうことのできない空気感などを楽しむために、地元のチェーン店や個…

作品例:FUJIFILM XF27mm F2.8 R WR

去年からずっと買うか買わないかを悩んでいたレンズ、XF27mm F2.8 R WR、通称「パンケーキレンズ」をついに入手しました。何か大きな買い物ができたのも久しぶりのことで「うれしい」の一言に尽きます。「大きな買い物」と言っても5万円程度のものですが、…

近況:出張と旅の計画

せっかく県外に仕事で出る機会がある…ということで、名古屋を数カ月間拠点とした場合の旅を計画しています。お隣の静岡県のチェックポイントの周回が目的なのですが、意外にも距離があって実現できるかが怪しいです。時間は工面できそうですが、問題は天気で…

お散歩:終わりよければ全てよし

「暖かくなったら行こう」と思っていた 白バラ牛乳 MOーMOーMILK さんですが、まだ自動車もバイクも手に入れられていないので、JR梅林駅から徒歩で向かうことになりました。すっかり夏の気温になってしまって歩けるか心配でしたが、ご覧の通り太陽が隠れていた…

FUJIFILM:個人的に気に入っている四季の写真を振り返ってみる

今まで「なんとなく楽しい」だけで終わっていた写真や動画の撮影ですが、最近はその撮影だけでなく編集などにも興味が出てきています。ありがたいことに、著名な写真家の方々が YouTube で私のような初心者に向けて写真技術に関する動画を多くアップロードし…

作品例:富士フィルム XC50-230mm F4.5-6.7 OIS

初夏。写真は4月末に撮影したものですが、5月に入りました。黄砂は舞っているものの寒くもなく、花粉の飛散量も小さくなってきたように感じています。この日の目的地は「牛田総合バラ園」という植物公園でした。外に出たい気力があったわけではないのです…

Kenko Pieni Ⅱとバイクの話

前回の記事で出会った後期型SRX600ですが、一度お見送りをしたものの頭から離れることがなく、結局、運んでもらうために再度お店に出向いた日のお話です。外出した午前中は「初夏感」漂う晴天だったので、以前お迎えしてみたトイカメラのテスト撮影も兼ねて…

フィルムスキャナー導入

まだ京都に住んでいた頃、そして退職して広島に戻ることが決まった年の最後の京都観光が瑠璃光院でした。その瑠璃光院へは、ILFORDの白黒カメラを携えて向かいました。その後、自分でフィルムを現像しました。あいにく、引っ越しまでの時間が押していたこと…

近況:夜桜と葉桜と迷走

桜がすぐに散ることは当たり前なのですが、今年の桜は特に早かった気がします。そもそも部屋から出ることのない日々を過ごしていたからなのかもしれませんが、起きている時間は、基本、部屋でパソコンに向かっているからでしょう。日中は大したことのない桜…

お花見:2023年

今年も桜の季節を迎えることができました。なんだかんだでしぶとく生きています。さて、毎年似たりよったりの記事を書く時は、過去の記事を読み返して当時の記憶を呼び起こすようにしています。どうやら良くも悪くも代わり映えのない毎日を過ごせているよう…

ちいさなひみつのせかい展

彼からは作家にとって大切なことを思い出させてくれる機会をいただきました。自身を作家であるとは思ったことはありませんが「表現したいものを徹底して表現することを楽しむ」という、基本中の基本を忘れていました。自分が「コレだ」と思うものがあれば、…

春の足音と麻乃亭

2023年も3月に突入です。 逃げる2月と称される通り、あっという間に過ぎ去っていきました。簡単な近況ですが、ひと月ほど客先での勤務を終え、今月より再び在宅勤務が中心となります。なんというか、ホッとしています。任期を終えた次の日は昼過ぎまで眠って…

雨の日、お団子屋さんにて

今日も今日とて外に連れ出してもらいました。何度か記事で書いていますが、バイクを手放して以来、外出の動機は全て彼女の「ここに行こう」のひと言からです。本日の目的は、その存在も世に珍しくなってきた「お団子屋さん」です。営業日は木曜日から日曜日…

つけそばとソーセージ

「ぶどうジュースと美味しいソーセージが食べたい」という彼女に同伴する形で『グリュックスシュバイン ~しあわせのぶた~』さんにお邪魔してきました。広域公園前駅から歩けないこともない場所だったので、お散歩がてら歩いてみることに。せっかく広域公園…

「動」の中に佇む「静」

5年前にも書いていますが、雪は何歳になっても良いものです。もちろん、この寒波で電車が立ち往生になったり、最初から身の安全を確保するのではなく「出社する態度は示す」という日本の伝統的な様式美に振り回されたりした方々においては気の毒なのですが…

Orwell の危機意識

経験は、観念世界への入口である。作品の持つ空間は、作家の具体的な生活の場から紡ぎ出される思索と感覚という縦横の糸で編み上げられている。そこには、現実との間に絶えず一定の「意識的距離」が保たれているが、ひとたびこの距離、謂わば経験と観念の落…