これまでは元気だったSRXでしたが、アイドリング時に回転数が落ちるようになりました。考えられる原因は色々ありましたが、基本に忠実に、まずはスパークプラグの状態を確認することに。
SRXの点火プラグは、写真のような場所に位置しています。タンクを外した方が作業しやすいのですが、手を突っ込んで交換できないこともなさそうだったので、手持ちの工具で試行錯誤を繰り返してみました。
タンクの隙間からだとプラグレンチが入らないので、別途で19mmのロングソケットをホームセンターで購入しました。これと、首が回る延長ソケットと、ラチェットハンドルを使って取り外す作戦です。
点火プラグを引っこ抜く前に、プラグ周辺のゴミを取っておかなければなりません。エアダスターを持っていないので、ミラーレスを購入したときに一緒に買った、カメラ用のゴミ取りを使って周辺の砂埃を飛ばしました。シュコシュコ握って空気を吐き出すアレです。
さて、先にラチェットハンドルにソケットを取り付けてしまうと、タンクとエンジンの隙間に入らなくなってしまうので、ソケットをプラグに当ててからハンドルを取り付けるようにします。写真だと伝わりにくいかもしれませんね。
若干カブり気味でした。結構な量のカーボンも堆積していたので、回して乗っていなかったのが原因と考えて良さそうです。新しいスパークプラグに交換したらチョークを引かなくても一発で始動したので、原因は間違いなく点火プラグだったと考えて良さそうです。一応、メーカーの交換推奨距離である3000kmに近づいていたので、丁度良かったかもしれません。
もうSRXに乗っている方も少ないと思いますし、乗っている人なら誰でも知っていることかもしれませんが、点火プラグ交換は、取り付け時に少し苦労するものの、タンクを外すことなく作業できる…という情報共有でした。