よほどの標高のある場所でなければ、追いかけている野鳥の観測も難しいほどに本格的な夏が始まりました。また、ありがたいことに色々なお仕事が入り始めたことも重なり、カメラを持ち出す機会も減っていたところでした。
久しぶりのカメラを持っての外出です。広島空港周辺は高速道路を使用すれば往復も楽ですし、それなりに遊べるところがあります。今回は「三景園」で森林浴をすることになりました。
三景園にて
池に夏が落ちていました。三景園は、紫陽花と紅葉の季節には人で溢れている人気観光地ですが、この暑さも合わさって閑古鳥が鳴いている様子でした。あえてこの時期に来る方が良いのでは…。
鯉の泳ぐ池を中心に、ドーナツ状に散策エリアが広がっています。自然豊かな場所で「チョウトンボ」や「オニヤンマ」といった多種多様なトンボが飛び回っていました。
入口の向かい側まで歩いてみると、ご覧の景色が見られます。あまりの暑さ…といったところではありますが、日陰は涼しかったです。飲食は入口でしかできないルールなので、水分補給は事前に行うようにした方がいいですね。
超望遠レンズ、なんだかんだ言って必要ですね。保険で 230mm の望遠レンズは持ってきていましたが、急に訪れるシャッターチャンスに付け替える時間はありません。
ちょっとした広場から飛行機が見えました。咄嗟のことで、ポートレート用のレンズで写しただけとなりました。今の季節は空気のゆらぎが起こるので超望遠レンズの扱いは難しいかもしれませんが、季節によっては飛行機の撮影スポットとしても良さそうです。
警戒心のカケラもないカモがこちらに向かってきました。鯉が泳いでいるということは、鯉のエサ目当てにこっちに来たのかもしれませんね。
ちょっとした水辺があり、この周辺はすごく気持ちが良い気温でした。三脚とNDフィルターを持ってきていれば長秒露光撮影も楽しめたかもしれません。
一周して併設しているカフェで休憩です。入園料に+500円を支払うことで、カフェメニューを１品お得にいただくことができます。どれも魅力的でしたが、八天堂プリンは食べたことがなかったのでコチラを。抹茶感の強い一品で満足です。
食べ終わってからは職員の方との話に花が咲き、自分がカメラを２台携えていたことから、ご厚意でランプを灯していただきました。なんという機転。もう少し暗かったり、紅葉の季節だと背景を上手く整理できたり、色々と面白い絵を撮影できたかもしれません。楽しみが増えましたね。
どうやら、ここは野鳥の観察もできるようです。ルリビタキやオシドリといった秋冬の野鳥がよく見られるようです。カワセミもいるようなので、運が良ければ蓮の花に留まる姿を見られることでしょう。良い場所でした。
広島空港にて
なんとなく空港に興味があり、立ち寄ってみることにしました。広島駅（新幹線乗り場）と同様、マツダ車の展示がありました。ロードスターは、憧れの自動車です。昔はバイクとロードスターの所有を（青写真ですが）真剣に考えていた時期もありましたからね。
気胸で飛行機には生涯乗れないことが分かっているので、こういう時くらいしか空港に縁がないんですよね…。いつもと違う風景です。何か空港ならではの写真撮影をと思いましたが、記念撮影くらいしかできずじまいでした。
現在お付き合いのある企業さんが東京なので、ご挨拶できる機会が訪れたら空便なら近いのですが、新幹線で行くしかありません。こういうところはちょっと不便を感じます。が、仕方ありません。
八天堂本店
午前中に帰るつもりが、なんだかんだでお昼ご飯時になっていました。近くにある八天堂本店にて食事です。
８の字をかたどった独創的な記念碑（？）と、平屋の建造物がオシャレですね。
10種のスパイスカレーと季節限定のタコライスです。どちらも美味でした。店員さんの接客も丁寧過ぎるほどで期待以上でした。ちょっとしたツーリング、サイクリング、ドライブの目的地として良いかもしれませんね。
食後はお土産を物色しました。三原の特産物や、それを活用した調味料など、店内を眺めるだけでも楽しめます。誰かが飛行機で広島に来た時に軽く紹介してあげてもいい気がしました。プリンを２つだけ買って帰宅です。
小規模ながらたくさん楽しめるような遊び場所が一箇所に集中しています。季節によってはまた異なる表情をしてくれることでしょう。森林公園も隣接しており、写真撮影が趣味の人であれば飽きの来ない場所になるのでは。
次回の来訪は未定ですが、気が向いたらまた遊びに来ようと思います。その時は野生のオシドリの撮影がしたいものですね。それでは、また。
