a.k.a.Sakaki

赤坂さかきの旅路

近況:自室より⑯

納車の話

祖母の免許返納に伴い、総走行距離 28,200km の車を譲り受けることになりました。つい2ヶ月ほど前まで口座は風前の灯火でしたし、これからの維持費を工面できるのかは不安ですが、移動手段を手に入れたことにより、電車では行けなかった場所へと旅立てるようになりました。

写真は夜に走っていた時のもの

納車の儀ということで、近い内に「カフェテラス北山」さんに行かなければなりません。義務はありませんが、何かと節目々々には遊びに行っている気がするので、平日の営業日を狙ってカレーを食べに行くことにします(最後に行ったのが2年ほど前になるのですね)

広島市森林公園

野鳥の動きが活発になる季節です。朝6時前に目が覚めてしまい、ちょうど青い鳥の夢を見ていたことから、オオルリやサンコウチョウに会えるのを期待して、車に超望遠レンズを積み込み、広島市森林公園まで車を走らせて来ました。

誰もお前を愛さない

…定休日でした。年中無休のイメージがありましたが調査不足でした。野鳥シーズンが終わる前に再挑戦しに来たいものです。このついでに納車の儀を済ませることも考えましたが、カフェテラス北山さんの方が定休日なので、もう大人しく直帰しました。

逃避行スナップⅡ

ただ、せっかく早起きしたのに成果ナシというのはあまりにも勿体ないような気がしました。せっかくなので X-H2 には XF150-600mm を、X-S10 には XF27mm を装着してのスナップです。

巣立っても子どものまま

ツバメの親子でしょうか。ピントも背景作りも甘いですが、巣立ったばかりのヒナに親鳥がエサを運んでいます。まるで仕送りで食い繋いでいる新社会人という感じです。シャッター速度をもっと意識しなければなりませんね。反省です。

撮影場所の「古川水鳥緑道」は野鳥が多く生息しています。イソヒヨドリやカワセミも生息しています。よくお散歩しているので、この周辺で超望遠レンズを持った不審者を見かけたら私です(たぶん)

ツバメが川に向かって飛び込み、水浴びしている姿を横目に散歩です。夕暮れに伸びる影、下校中の学生、ランニング中の人…など、色々な情報が錯綜していますが、それも煩雑に感じません。うるさいのに静かです。

水の音に癒やされます。ここは夜に歩くのも風流です。真夏になったら日中は歩いていられなくなりますし、野鳥の姿もあまり見られなくなります。今日もカワセミに会うことはできませんでした。本当に生息しているのでしょうか。

帰路は「影」をテーマに撮影をしました。カメラを2台ぶら下げて歩いていると目立っている気がしてなりません。民家にカメラを向けるのも少し躊躇ってしまいます。悪いことをしているわけではないのですが。

APS-C 機の 27mm なのでフルサイズ機に置き換えると大体 40mm くらいの画角です。作品撮りをしようとすると少しコツが必要かもしれませんが「ちいかわ」にでもなった気分で「わああああ」と、シャッターを切るには楽しい画角です。

来月から始まる支払いの数々に怯えていますが、その感情を振り払うかのようにファインダーを覗いていたように思います。換算40mmのレンズは、持ち運びの利便性以上に、自分にとってそういう時のアイテムとなっているような気がします。

今朝、夢に出てきた「青い鳥」は幸運の兆しであるとのこと。単純にオオルリ、ルリビタキ、サンコウチョウの動画を観ていたから現れただけなのかもしれませんが、精神的に参っている現在、何か風水的な意味を見出したくもなるものです。

こうやって被写体に向き合っている時間が今は何よりの幸せです。余裕なんかない状況なのにフルローンでカメラとレンズを買ったことに現状打破のヒントが隠されているのかもしれませんね(関連記事

今はとにかく、そう考えるようにしておきます。― それでは、また。