a.k.a.Sakaki

赤坂さかきの旅路

閑話:2025年をネコと考える

2025年の幕開けです。新年というのは、ただ地球が周っているだけで、それが1周しただけに過ぎない事象なのですが、そうは言っても、気持ちをリセットするには丁度いい節目であるのは確かです。

本年もどうぞよろしくお願い致します

…と、そうだったら良かったのですが、ちょっとした鬱症状がぶり返し始めています。仕事は得られており、何も沈み込むような要素はないはずなのですが、虚無感と焦燥感が同時に襲いかかってきています。

大町 - 下祇園間の緑道

何かやらないといけない、でも集中力と体力が続かない。1日の基本は横になって過ごすことがほとんどです。頭の中は「大運動会」が開催されており、当然ながら夜は寝付けられません。一度、眠りに落ちようものなら目を覚ますのは10時間ほど後です(眠れるだけ今回はマシです)

今日はネコが多かったです

運が良いのか悪いのか。今月アサイン予定の仕事ですが、貸与PCが届いていない状況です。0.5人月の工数なので努力次第で収入減に繋がることはないと思いますが、月末にしわ寄せが行っている点は懸念しているところです。何もできることがないので、ある意味では「休養」とするしかありません。

玄関までが大冒険。とはいえ外出しなければ余計に悪化するような気がしてなりません。この前日も街中に出てきましたが、全くと言って良いほど気が晴れませんでした。ボーッと歩くだけでなく、テンションの上がる何かを取り入れなければと考え、とりあえずカメラ(X-S10 と XF35mm F1.4 R の組み合わせ)を携えて夕飯の買い出しをしてみることにしました。

計画:2025年

何か野望があるというわけではありません。多くを求めているわけではなく「維持」あるいは「減量」の年にしたいと考えています。相変わらず「別にいつ死んでもいいや」の精神のまま、現在の事業とは別事業の可能性を模索してみようと考えています。

せっかく安定してきたからこそ、その間に別の土台を固めていく必要があると考えています。何か確固たるものがあるわけではないのですが、漠然と動画投稿に手を出してみようかなあと考えているところです。Vlog はずっと頭にあったことですからね。*1

誰かが餌付けしていたようです

この文字だけを読むと「大人になりきれなかった子ども」なのですが、このまま仕事を続けると心身が壊れていく気がしてなりません。ITのお仕事は教員時代よりはマシになりましたが、情報のキャッチアップを始め、また別のしんどさが重くのしかかるものであることが分かりました。

どの仕事も気楽なものはないものですが、自分自身が40代、50代、60代とステップアップするにつれて働けなくなるような気がしています。今の体力だから辛くもこなせているだけで、これが続くのかと思うと戦意を喪失してしまいます。

鬱症状が悪化している時は「大きな決断をしない」というのが鉄則なので「仕事を辞めて YouTube で食っていくぜ」というような世迷言を発信しないのが吉です。まだ始めてすらいないですし、後発組では、せいぜい小中学生のお年玉くらいの収入が関の山です。現実は厳しい。

撮影機材の話

もともと事業用にと思っていた三脚と一脚を Leofoto さんのもので統一し、バイクの車載動画だけでなく旅動画や野鳥の動画など幅広く対応できるように揃えてみました。使用感などは今後レビュー記事として紹介していくつもりです。

うんこしてました

モトブログに関しては、録音機材やヘルメットにアクションカメラを取り付けるためのマウントなど、アクションカメラ以外にも揃えるものが多くて「趣味にしてはやり過ぎでは」という感じがします。が、揃えてしまえば、この文字だけのブログに新しい風を呼び込むことができそうで、それだけに関して言えば、今年の楽しみがあるのかもしれません(鬱症状が回復することを願います)

アクションカメラは、もともと所有しているものがありますが、Vlog に対して気持ちが乗りそうであれば、Insta360 のような全方位カメラをお迎えしようと考えています。また、Mac OS を導入できそうであれば、年度が始まった頃合いか年末かのどちらかで作業場にインストールを検討中です。

納車の話

届いた様子

初回の動画は、納車報告の動画にしようと考えています。現在、書類手続きと納車整備中とのことですが、この感じだと1月末までには乗れるかもしれませんね。もっと安価な車両で…と思いはするものの、日本国内での情報がかなり少ないということから、動画の検索には引っかかりやすい可能性を秘めています。色々と情報提供していきたい所存です。

丁寧に納車整備していただいています

そういう打算で選んだ車両ではありませんが(本当に純粋におもしろいと思った車両です)その意味でも、Vlog を始めてみるのはアリな気がしています。目的地が自動車の入りにくい場所にある時などにも活躍することを願っています(例えば、北海道でITの案件があった時にはフェリーでの移動に大きく役立ってくれそうです)

木に留まっていた鳥を狙っていました

書き出したら少し落ち着いてきました。2025年は、心の支えとなっていたバイクが手元にあり、取材や発信用の機材があり、仕事もあり、不安材料と言えば甲状腺の病と呼吸器の状態くらいです。投薬量が当初の3倍に増えてしまったので、身体がまだ動く内に、まだ見ぬ景色を共有できるようにしていきたいですね。

命までを取られることはない。というか、別に命を取られても別に構わない。ただ「生物として」死ぬまでの暇つぶしができれば良いのです。そう考えると、現在、手元にある「仕事道具」をいかにして「遊び道具」に変えていくか。この点に、今年を楽しむ秘訣が隠されているのではないかなあ、と考えています。

ジョウビタキには会えなかった

大冒険、してみた甲斐がありました。相変わらず良い小径です。

それでは皆さま、本年もどうぞよろしくお願いします。また。

*1:とはいえ、考えてみるとこの行動というのも「何かやらないといけない」という鬱症状のせいである可能性も否めなくありません。支度して出かけようとしても、どういうわけか、玄関の外を出られないまま終わってしまいます。