a.k.a.Sakaki

赤坂さかきの旅路

近況:自室より⑧

まえがき

4月頭に更新して以来ブログを止めていました。こうして今回「近況」として記事を書いているということは色々あったわけです。今日はその色々を記録しておきます。

 更新を止めていた真っ当な理由として転職活動が挙げられますが、実際は移動手段がなくなってしまったことが大きな要因でしょう。公共交通機関でも徒歩でも旅はできますが、慣れ親しんだ地元ですので、そう真新しいようなことはありません。

地下の喫茶店:コリタカフェ

…なんてのは、ただの思い過ごしで、気付いていないだけで知らないことはたくさんあります。今回、恋人から教えてもらった「地下の喫茶店」は、お気に入りのカフェになりました。プリンが美味しいという話を聞いて向かったもので、自身、とてもプリンにはうるさいという自負があるのですが、これは美味しかったです。

昨今の「生○○」ブームに流されない、ハードなプリンでした。スプーンで「すくう」のではなく、スプーンで「切り取る」感覚に近いです。それでいて、口どけなめらかな舌触りのプリンでした。カラメルソースも自分好みの控えめな甘さです。間違いなく自分の中でのベストを更新しました。

フィギュアだらけの内装

店員さんと世間話を交わしていると、どうやら別院前に「コリタカフェ」の本店があるらしく、そちらではお昼ごはんも食べられるそうです。機会があれば行ってみることにしましょう。

就職の話

無事、就職先が決まりました。否、収入先を得た…という方が正確かもしれません。職業訓練の修了後しばらくして、ありがたいことに通っていた訓練校から声をかけていただいたというもので、自分の実力で勝ち取ったものではありません。希望していた正社員勤務ではない、任期付職員の身分ではありますが、コンピュータ業界での経験が積めることに間違いはありません。そういうこともあってか「踏み台にしていいよ」という畏れ多い言葉をかけてもらいましたが、それは組織の方々にも通ってくる訓練生たちにも失礼なので、ここで一生懸命がんばるつもりでいます。

 ただ、自身の心境としては複雑です。ネガティブなものではなく本当に自分でいいのかというものです。職業訓練校は、色々な背景を持った人々の流れがある「おもしろい」場所ということもあり、引き続き勉強しながら収入を得るという点においては、間違いなく「棚からぼた餅」な話ではあるのですが、結局、自身が最も向いていないと考えて離れようとしていた「人を育てる仕事」で、それを今度は自分が全く理解を深められていない分野で行うことになったからです。

 人前で話すことには抵抗がないのですが、想像以上に苦労しそうだと感じています。とはいえ、教材アプリ開発は自分が中心になって組織に働きかける必要なくなりましたし、他にやりたいこともできることもありません。さらには、どの業界でも体調と能力の双方の面で働ける気がしない自分にとっては、拾っていただいたことに感謝の念を抱きながら、地道に目の前のことに取り組むしかなさそうです。

今後の去就について

一応、余程のことがない限りは、その拾っていただいた訓練校で最低1年間はお世話になると思います。しばらくは「収入を得ながら勉強する」というスタイルに変化はなさそうですが、早いところ身の振り方を決めなければならないでしょう。

 IT業界・Web業界において30歳未経験というのは想像以上に壁が高い様子です。完全に諦めたわけではないのですが(実務経験を積みながら)別業種へのアプローチを始める必要があるかもしれません。その間、クラウドソーシングで翻訳の仕事を受けたり、ロゴデザインの仕事を受けたり、そういった細々した案件をコツコツ重ねながら収入を得ていくことになりそうです(それも悪くないかもしれません)

 ちなみに、就職先ではホームページの運営も任されるとのことなので、開発言語(ツール)の他にHTMLとCSSの勉強もできそうです。ゼロからWebデザインを考え、はてなブログやWordPressなどにリリースできるようになれたら困ることはないかもしれません。今から10年も取り組めば、それなりの技術は身に付く気がしています。そう考えると、人生に対して悲観的にならなくても良いのかもしれません。

 一応、今年度は職場でOfficeソフトとVBAとPower Platformを、自宅ではHTML&CSSとPythonの学習に充てるつもりでいます。後者の方は、学習と言っても「通しで」本を数冊読む程度の低い目標設定にしておきます。疲れるので。

ひとり暮らしを始める話

就職に合わせて6月頃から部屋を借りることに決まりました。まだ部屋の間取りを見ていないのですが、運良くアパートを所有している親戚が部屋を無償で貸してくれるという話に乗っかった形になります。それでもパート勤務の身分にとっては厳しい生活を強いられると思いますが、やはり一度でも一人暮らしの経験があると、実家暮らしよりも生活しやすい方を選んでしまいます。

 あくまでも実家は「帰って来てダラダラする場所」という認識です。家事に対してネガティブなイメージがないので、いつ帰宅しても遊びに出かけてもバツが悪くない方を選んでしまいます。どうしても他人が一緒に住んでいると(たとえ親であっても)遠慮してしまうので、熟考の末、決断しました。

サイトリニューアル

ホームページの編集(修正)作業を終えました。ああ、更新が止まっていたのはコレが大きな理由かもしれません。はてなIDまでを変える必要はなさそうだったので、ホームページのURLと執筆者のみを変更して再スタートです。前まで使っていたペンネームと独自ドメインは、残してはいるものの、今後あまり使われることもなさそうです。

原因と対策

明らかな自分のミスなのですが、Amazonから送られてくる荷物の受け取り名義人を本名ではなくペンネームに設定してしまい、親から質問攻めを受けてしまいました。昨今、配送を装った詐欺もあるので、身に覚えのない宛名で荷物が送られて来て何かを疑ってくれたことと、勝手に荷物を開封せずに連絡して来たことに関しては安心しました。

 その一方で、プライバシーを全く無視した彼らの質問の数々にはすっかり萎えてしまいました。萎えてしまいましたが、一応は30年間の「育ての恩」があるのに加え、無職の期間も屋根のある場所と食事を提供してもらっています。

 持論としては「自分たちの都合で産んだ以上は死ぬまで面倒を見る」というものなので「子育て」については当然と言えば当然かもしれませんが、助けていただいているのは事実です。家を出るまでは、こちらが何も言わず詮索されないように策を講じる方が賢明…という判断でした。

 そういった意識から、急遽、サイトリニューアルという形を取ることに致しました。再びお会いできた方々におかれましては、再度Twitterのフォローをしていただけますと幸いです。呼び名に関してはお好きなようにどうぞ。

おわりに

まずは社会生活に慣れることから始めようと思います。慣れてきたら徐々に負荷をかけて副業に時間を割くことにします。明るい記事が書けるように趣味にも没頭できる時間は作りたいものです…が、勉強の毎日となりそうです。5月は何かと体調を崩しやすい時期です。繰り返しにはなりますが、仕事は程々に、食事と睡眠に集中することにしましょう。それでは。