a.k.a.Sakaki

赤坂さかきの旅路

閑話:2022年の振り返り

このブログを開設して5年が経過したことになります。記事総計181本なので、ペーストしては年に30本以上は書いている計算ですが、今年はセローを手放す羽目になったこともあり、20件少々しか記事を書けていません。

 開設当初は、所謂「自分史」を意図していたものなので、使い方としてはブレているわけではありません。とは言うものの、書くこともあまりなくなってしまった上に来訪者数も激減してしまっている以上、現在はこのブログを維持するか否かを検討中です。

 ひと先ず、毎年の慣習にならって今年を振り返りつつ来年の展望(?)をまとめて置こうと思います。こうして思っていることを書いておくのは良いことらしいので。

今年の話

今年は色々あり過ぎました。激動の年だったと言っても良いと思います。昨年に仕事を辞めて職業訓練校に入ってコンピュータのスキルを少しばかりか身につけたのですが、正社員として就職することはできずにいました。

 見るに見かねてなのか、その職業訓練校に拾ってもらって5月頃より社会復帰を果たしましたが、生活費を工面することができずにセローを手放さなければなりませんでした。

 自分としては、その拾ってくれた職業訓練校で働きながら正社員の求人を探すつもりでいたのですが「副業で開発をやってみないか」ということで、開業届を提出して個人事業主となりました。パート勤務と並行して、月に数万円の副業収入で細々と生活しています。

 淡々と書いていますが、1日の重みを感じない日はありませんでした。サラリーマンとは異なり、自分で動かないと収入がないわけなので、この半年で休み方が分からなくなってしまいました。

 適当にやっていても給与面では保証されている教員の方がマシだと思ったこともあります。―― まあ、拘束時間を考えたら今の方がはるかにマシなのですが。

来年の話

そんなこんなで所属していた勤務先ですが、12月末をもって退職する運びになってしまいました。急遽、これからは副業収入だったものを主な収入源として生計を立てることになりました。

 その収入源となる仕事は他の方を仲介していただいているものなのですが、1月の仕事は、急遽、クライアントの都合でなくなりました。いきなり前途多難となっています。

 個人事業主というのは、こんなことがよく起こる世界です。自分で営業をかけて仕事を得ることができないままにフリーランスとしてやっていけるとは考えていないので、現時点では正社員を希望しているのですが(実力不足で)中々雇っていただける企業もなく路頭に迷っています。

 今は良いかもしれませんが、いずれ仕事を得られなくなった時に残るのは「奨学金の返済」と「職歴のない30代」です。慌てて正社員を探しても、条件の良い仕事に就くことを諦めなければなりません。どこかで経験を積ませてもらえないものかを探しながら案件をこなしていく格好になりそうです。どうなることやら。

 「新しい時代の働き方」として私のような「自由な働き方」が珍しくなくなった一方、まだまだ世の中には「会社人」としての働き方が根強く残っているように思っています。

 したがって、やりたいことがないなりに、何か安定的な雇用先で勤めておいて「会社に切り捨てられてもスキルはある」という状況を作ることがベストだと思っている一方で、自分の市場価値は新卒以下…。選んでいられるほどの立場ではないことをわきまえているつもりなのですが、その転職活動さえも先日失敗したばかりで自信も喪失しています。尤も、元々ない自信なのですが。

 そんなこんなで、今は電池切れの状態です。回復するまでしっかり休もうと思います。それがいつになるかは分かりませんが、とにかく、年末年始はゆっくり過ごしたいと考えています(どうせ何か仕事しているのかもしれませんが)

 生きるというのはどうしてこんなにも大変なのか。自問自答し続ける毎日です。死にたいと思うこともあれば、なぜかそれを楽しめている自分もあり、自分の感情が迷子になっています。

 ただ、今年はとても忙しかったですが、他人に心ない言葉を浴びせられることもなく、しかも休日もあり、昨年よりも穏やかで充実した忙しさでした。

 来年も、こういった日常を大切にしたいと思います。