体調が全く優れず、思い切って1週間ほど何もしないと決め、様々な仕事を他人に押し付け、かくいう自分は目覚まし時計で起こされることなく悠々と朝を迎えていました。ところが、これが逆効果だったようで、この記事を書いている今は職場に行きたくないという気持ちでいっぱいになっています。さて、あと2ヶ月弱…耐えきれるのでしょうか。
それでも、ずっと部屋でこもっていることができず、明くる日、散歩に出かけました。雨上がりの紫陽花は心做しか彩度が高い気がします。そもそも湿度の高い環境を好む植物なので当たり前なのかもしれませんが、自然界の作る極彩色には感動の念を懐きます。
こうやって散歩をしている時は何かに興味を持つようなのですが、家ではこれといって何もできていません。本を読むことができるか否かをバロメーターにしているのですが、やはり文字を読もうにも集中力が続きません。引っ越しを目前としているのに自室は散らかり放題です。
「英語授業のYouTube動画を更新しなければ」という気持ちも少なからずあるのですが、やりたくてもできないくらいの体調です。全ての動画を数珠つなぎにして積み上げていくような動画なので、中途半端に取り組みたくない感じです(別にそれでも良い気もしているので、校務を手早く終わらせて再開しようと試みています)
まあ、本当にやりたいことならできるはずなので、きっとこの取組みも心の奥底では「義務」や「執念」に近い力が働いているのではないかと思っています。「これをやっていないと自分でなくなる」というような一種の恐怖心があるのだと思います(向こう何年も続けられるのでしょうか)
そういう鬱々とした感情が渦巻いていたので「何か新しいことを取り入れなければならないかな」と、安直に考えてパソコン周辺機器を買い換えようと思い立ちました。よく考えたら「買い物依存症なのでは…」という念が湧いてくるのですが、キーボードは学部4年生くらいから使っているので7~8年ほど経っていましたし、音質が生命線のスライド動画なのでマイクも妥協せず高性能のものを揃えておきたかったのもありました。ついでに、高校教師である間に動画編集ソフト(アカデミック版)を安く更新してしまうのも良いか…と思い、とにかく、モノを新しくすることで今後の仕事の質を高めようと考えました。ということで、散歩の足でJRで京都駅まで。
親不知の抜歯後の抜糸も無事に終えたので、何も気にすることなく食事を摂ることができるようになりました。京都駅地下(ポルタ)の店なのですが、うどんがモチモチで、鶏天もサクサクで気に入っています。口当たりの軽い、この鶏天がどうしても食べたかったので、冷やし鶏天うどんに鶏天を追加注文したのですが、店員さんに「フフッ」と、鼻で笑われてしまいました。やっぱり美味しい。ひょっとしたら今日が最後の来店になるのかもしれない…と考えると寂しいものです。
打鍵感が馴染みそうだったので、ロジクールのゲーミングキーボードを買ってみました。有線と無線(有線化もできる)のタイプがあるのですが、有線を選択しました。なんとなくLEDでテンションも上げていこうという魂胆なのですが、一瞬なら楽しくて良いものの、ずっと点灯し続けているのは少しストレスかもしれません。なので、この記事を書いている現在は消灯しています。使用感については文句なしです。煩すぎず、かと言って押し込める感触もしっかり備わっています。長く使って行けそうです。
マイクに関しても、気になっていたホワイトノイズは綺麗サッパリ消えました。ミュート機能もありますし、思い切り口を近づけて喋らなくても良くなったので、ストレスがなくなりました。これなら収録も通話も相手側に迷惑をかけることがなくなることでしょう。これまでの動画を全て撮影し直したいくらいです。
こちら完全についでなのですが、ボイスロイド(紲星あかり)も購入しました。随分先になりそうですが、解説動画などに利用するのも良さそうです。
無職になるのであまりお金を使っていてはならないのですが、これを浪費と捉えるのではなく投資と捉えてがんばろうと思います。ただし、体調を優先に。身体がどうしても壊れそうであれば、7月に入ったところで、要所々々、有給休暇を申請して、引越し準備でもしていようと思います。がんばれ、自分。