a.k.a.Sakaki

赤坂さかきの旅路

オフ車っぽいことをしよう

納車おめでとう

 友人がシェルパを納車したということでツーリングに行きました。今福鉄道跡地に行きたいとのことだったので、最終目的地を展望台に据え、①ソロでは行こうと思わないような道に入れて、②舗装林道のようなオフ車で走れば楽しい道…で経路を考えてみました。

ツーリングは1本内側が面白い

 セローに乗り換える前なら決して通ることがなかったであろう酷道でした。通ったことがなかったので、このルートに設定していた時、酷道であることは予想だったのですが、予想のはるか上を超えてきました。

その前に寄り道

 その経路に入る前に、少しだけ気になっていた側道に入ってみます。この季節はスズメバチとクマの活動が活発なので1人で入ることを躊躇していたのですが、2人なら片方に何かがあっても安心です(安心ではない)

オフ車っぽい

 サルの群れに出会いました。念の為、クマよけ代わりに警笛を鳴らしながら奥に進んでいきます。うーんオフ車っぽい。

 健闘も虚しく行き止まりでした。「行き止まりであることが分かった」という進歩です。名前が付いているくらいなので、通り抜けできると思っていたのですが…残念。Uターンして本来の経路へと戻ります。

人を案内している時には出会いたくない

ソロで出かけている時は得した気分になるのですが、今回は人を連れて走っているので、とても申し訳ない気持ちになる立て看板。しかし、通り抜けできるスペースを開けた上で「通行止」としていることから、この立て看板は「自動車限定」であるケースも考えられます。

 要するに、バイクは通り抜けられますが、自動車は不可能です。それに、通り抜けた先で何かあっても我々は責任を取れませんからねっていうことで全面通行止としているだけのケース。その望みにかけて行けるところまで行ってみようという運びに。どうなっているのか野次馬精神で好奇心もありました。本当にダメなら引き返すつもりで(安全第一です)

ビンゴ

ということで進んでみましたが、路肩が崩れてカーブミラーが下に落ちていました。それだけで端っこは走行可能だったので、予定通りの経路で走行できました。通行止の区間としては数十メートルくらいのもの。

完走。一部はSSでも楽しそうな道でした

峠の頂は気温10℃を下回っていました。寒さに震えながらの完走です。上下ヒートテックに冬用ダウンとネックウォーマー…冬…どうするの…という服装で良かったと思っています。コンビニの味噌汁とかおでんとかカップ麺が美味しい季節になるので、また夜に走っては食べたくなりますよね。

シェルパは「上」が楽しいバイクでした

聖湖までシェルパに乗りました。DOHCなので上の回転域が楽しかったです。あとは中速域がとても広く感じました。セローのようにガチャガチャとクラッチ操作しなくてもスムーズに速度が出ていく感じ。オフ車の中では一回り小さいので「足が着く」という安心感を乗り手に与えつつも、パワーを感じるバイクでした。これからオフ車を考えている人がいるならアリなのでは。

視界

5年前、FZ400のラストランで来た時の写真です。真っ赤に染まっている…というよりも、こうやって点々と緑色の補色として紅葉が入っている方が季節感があるように思います。休日なのに人が少ない、隠れた紅葉スポット。

 県道115号は手強かったです。前日の雨で濡れた路面と落ち葉で道が見えにくかったので大変でした。道幅でいうとバイク2台分くらいのスペースで、一部、死にかけた場所がありました。

優勝

目的地手前のコンビニで休憩です。午後になると甘いものが飲みたくなるのですが、店内で目を引いたのがコレ。気になりません? 味は「キャラメル」でした。キャラメル味の飲料ではなく「キャラメル」でした。ハーゲンダッツの期間限定「キャラメルホリック」が好きならハマるかも。自分は好きなのでハマりました。食べるキャラメルの方はあまり好きでないけど、味は好き…という人にオススメですかね。

広浜鉄道跡

 …ということで、休み休み目的地に到着しました。自然に還っていく人工物というのは風情があります。

今回は上まで登ってみることにしました

別世界への入口だったらいいのにな

奥に光が見えないということは、埋まっている可能性もありましたが、風が奥から吹いて来ているようなので、どこかに繋がっているかもしれません。真相を確かめるべく入ってみたいのですが、建造物侵入とかで罰せられるのは勘弁なので断念。

振り返ると、こんな景色が広がっています。奥に向かって線路が伸びていたのでしょう。ただこれだけの景色ですが、ちょっとした文明の音が聞こえてきます。近くを通りがかった時には訪れてみてください。

お疲れさまでした

総走行距離で250km程度ですが、林道に入ったり楽しさを共有したりできたので満足度が大きいツーリングになりました。基本的に誘われない限りは自分のために時間を使ってしまうので、声をかけてもらえて嬉しかったです(...こういう所は直さないといけないのかもしれません)

 次回は蒜山の方角にでも行ってみようかと考えています。セローでのジオ・スポット巡りが今はとても楽しいです。場所を選ばない走り方というのは、自分の性格に合っていますね。とはいうものの、広いオンロードを走る時のバイクは欲しいです。ヨシムラサンパーのSRX600(3SX)が、来年度あたり運よく見つかることを願っています。