a.k.a.Sakaki

赤坂さかきの旅路

作品例:XF35mm F1.4 R@初夏の安芸の国

宮島っぽい写真

通っていた職業訓練校で知り合った方々と宮島に行ってきました。「皆さんと遊びたいのですが、どこに行きたいですか」という変わった提案だったので「宮島にいいカフェがあるよ」と回答したところ賛成多数…、そんな軽い経緯で決まりました。複数人で遊ぶのも学部生の頃以来かもしれません。今日は荷物を少なめにXF35mm F1.4 Rを携えての撮影を試みました。

やっぱりこのレンズは安心感があります。どんな撮影をするにあたっても必ずカバンの中に入っていおり、ポートレートや風景など、被写体を選ばないのでスナップ用としても重宝しています。FUJIFILMユーザーであれば持っておくことを強く薦めたいものですね。

今回のテーマは「初夏の足音@宮島」です。彩度の高い緑色と、まだ彩度が若干低めの青色が本日のベース色になりそうです。あとは夏っぽいアイテムを探すような感じになりそうですね。

まずはオーソドックスに海岸を歩いてみました。波の音は落ち着きますね。桟橋からの海はともかく、浜辺で見ると水が澄んでいて綺麗です。

いつもの

今回は最終目的地を遊鹿里茶屋と定め、まずはお散歩がてらに近所の大聖院へと向かいます。その道中には、いつもの岩村もみじ屋があるので、気温が高く日差しも強かったこともあり、できたてのもみじ饅頭と冷たいお茶で休憩を入れました。

岩村もみじ屋を紹介してあげるとみんなに喜ばれるのですが、我が物顔で嬉しいものですね。宮島は混雑する海岸沿いや商店街よりも1本内側が、さらに言えば真裏側が面白いのですが、頻繁に来ることのない方々にとっては人通りが少ないことが意外そうでした。

うーん、夏も近い。

大聖院までのルートで色んな夏の兆しに出会いました。風鈴に時計草にモミジの花に...いずれの植物も新緑から深い緑色へと変化していく様子が伺えます。ここでも重宝するのがF35mm F1.4 Rです。パンフォーカスで記録するもよし、「あっ」と思った時に絞りを開放して「作品」の撮影もできるレンズです。

大聖院の入り口に到着です。厳島神社方面からここに辿り着くためには、この写真の橋を渡ります。今回は通りませんでした。眺めるだけでも鮮やかな朱色でワクワクします。

もう夏と言っても良いほどの気温

大聖院といえば、こんな感じのお地蔵さまです。お気に入りを探す楽しみがあります。そんな個性豊かなお地蔵さまたちは以下の記事で記録しているので、よろしければご覧ください。

 

akasakaki.com

このフジフィルム特有の色調が良いですね。クラッシックネガというフィルムシミュレーション機能を使ったものですが、深い緑色と落ち着いた彩度に癒やされます。これで撮って出しなので

 前回の大聖院では見落としていたのですが、名も名乗らずに2,000万円もポンっと寄付しちゃう人っているんですね…。世のため人のために使うからぼくにも寄付して欲しいです(寝言)

うーん、夏っぽい。

大聖院の観光(?)はアッサリ目に終えて、本来の目的にの遊鹿里茶屋に向かいます。ずっと食べ損ねていた栗ぜんざいがぼくを待っている。この日は暑かったですが、日陰に入ると風が気持ちいい日でした。ぜんざいを食べるなら時期的にもギリギリってところでしょうか。

店内の雰囲気です。表通りに位置する商店街の混雑とは打って変わって人がいません。風通しの良い部屋に加え、外の庭が綺麗なのですが、15時くらいでもお客さんは少なかったです。連休明けだからかもしれませんね(※5月7日撮影)

モデルになってもらいました

その外の庭ですが、ここを眺めながら縁側でお茶できます。この日のような日当たりの良い涼しい日でないと実現しないかもしれませんが、初夏以外であれば紅葉の季節なんかに訪れると良いかもしれません。

目当ての栗入りぜんざいです。けっこうゴロゴロ栗が入っていますし、焼き餅の香ばしさも食をそそります。安定的に美味しかったです。真ん中にあるのは「広島菜のしば漬け」で、ご飯が無限に食べられます。商店街の醤油屋さんで買えるのでそちらでお求めください。

また来よう

朝のんびり支度して目的地でお茶だけしてサッと帰り、シャワーを浴びてダラダラする…というような贅沢な休日の使い方をしました。こういう時間の使い方はしばらくできそうにないですが、余裕さえ許せば、意識的にパソコンから離れる時間は作りたいものです。それでは、また。

「旅の終わり」感がありますね。